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満月珈琲店の星詠み-メタモルフォーゼの調べ-文春文庫

望月麻衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167919542
ISBN 10 : 4167919540
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大きなエネルギーを持ち「変容」を司る冥王星が水瓶座入りする日、満月珈琲店のメンバーは北海道の音楽祭にいた。転職で札幌にやってきた小雪は、かつて三毛猫のマスターに出会ったことがあるという女性に会いに行く。女性から小樽の昔話を聞いて…。美しいイラストと響き合う書き下ろし小説。短編「幸せなシモベ」も収録。

【著者紹介】
望月麻衣 : 北海道出身。2013年、E★エブリスタ主催の電子書籍大賞を受賞しデビュー。16年、『京都寺町三条のホームズ』で第4回京都本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    歳をとると覚えが悪くて、今作も占星術のことはチンプンカンプン。ついに冥王星のキャラも登場します。そして、札幌が舞台でテンションあがりました。過去に満月珈琲店に出会った人達も登場し、巡り巡って繋がり、そして、今作によって、見事に導かれてました。お見事ですね。マダムの話、切なかった。でも、こうと決めた意志を持ったら、どれほど強いことか。マダムの精神力を見習いたい。満月珈琲店のスタッフの宴会に加わりたいな。ヴィーには、こんな過去があったのね。短編も良かった。

  • ひさか

    2022年11月文春文庫刊。シリーズ4作目。巻末にオール讀物2021年5月号星の王子様と幸せな侍従を改題した猫はわかっているを収録。今回の満月珈琲店は、人々の記憶の中に隠れているし、ふわっとした中から、確かなコトを拾いあげていくような話になっている。人生におけるメタモルフォーゼを確認していく展開で、これが、すなわち星詠みなのかしらんと思っています。

  • Karl Heintz Schneider

    シリーズ第四弾です。ここまでくると、さすがにマンネリ感は否めませんが桜田千尋さんによる美しい挿画は健在です。満月珈琲店に辿り着くことができるのは心に傷を抱えた人だけです。彼らは店を出ると満月珈琲店のことを忘れ、すんなりと日常に戻ってゆきます。今回初めて、以前満月珈琲店に行ったことのある者どうしが出逢います。彼らの間には、いったいどんな話が交わされるのか。それは読んでのお楽しみということで。

  • おくちゃん👶柳緑花紅

    2023年3月24日深夜に冥王星が水瓶座に入る❮変容❯がテーマ。何と‼️整形外科に入院した日と一致。奇遇だ。「破壊と再生」よし!再生だ💪今回は北海道が舞台。出てくる場所は馴染み深い所ばかり。札幌大通公園で開かれる音楽祭に満月珈琲店のメンバーが揃う。小雪の他にも三毛猫マスターに出会った事があるという女性達と繋がったり。。猫🐱飼った事も助けた事も無い残念な私。シャボン玉のわらび餅。入道雲のソフトクリーム。(夏の空に浮かぶ入道雲を切り取って)雲海のクラムチャウダー(雲海をたっぷり集めて)コメントへ

  • 少し重めな話も、ストンと落ち着かせてくれます。全ては繋がりの中で存在しているのかな?

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