万国博覧会と「日本」 アートとメディアの視点から

これまでに開催5回の万博経験をもつ日本。万博を通して何に取り組み、どう向き合ってきたのか。芸術とメディアの視点から分析する。

1873年ウィーン万博に日本が初めて参加してから150年。この間、日本での開催も5回を数え、2025年大阪・関西万博、2027年横浜園芸博が続く。これまでの手法やテーマ、関わった人物に焦点をあてた、6年にわたる研究プロジェクト「万国博覧会に見る『日本』――芸術・メディアの視点による国際比較」の最終成果論文集。

【著者紹介】
暮沢剛巳 : 東京工科大学デザイン学部教授。美術・デザイン評論

飯田豊 : 立命館大学産業社会学部教授。メディア論、メディア技術史、文化社会学

江藤光紀 : 筑波大学人文社会系准教授。劇場・博覧会研究、音楽評論

加島卓 : 筑波大学人文社会系教授。社会学、メディア論、デザイン史

鯖江秀樹 : 京都精華大学芸術学部准教授。美術史、表象文化論

ウィリアム・O.ガードナー : スワスモア大学教授。著書にＡｄｖｅｒｔｉｓｉｎｇ　Ｔｏｗｅｒ：Ｊａｐａｎｅｓｅ　Ｍｏｄｅｒｎｉｓｍ　ａｎｄ　Ｍｏｄｅｒｎｉｔｙ　ｉｎ　ｔｈｅ　１９２０’ｓ（Ｈａｒｖａｒｄ　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　Ａｓｉａ　Ｃｅｎｔｅｒ，２００６）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）