Product Details
ISBN 10 : 4480071164
Content Description
二〇二〇年東京オリンピックの、メインスタジアムやエンブレムのコンペをめぐる混乱。それは、巨大イベントの開催意義について再考を迫る契機となった。そもそもオリンピックとデザインは、密接な関係にある。一九六四年東京オリンピックでは、日本のデザイン界が総力を結集し、各分野が連携を図り、統率のとれたデザインポリシーが展開された。その延長上に、一九七〇年大阪万博でもデザインポリシーは発揮されることになる。本書では、戦後に「デザイン」という概念が定着していく過程から説き起こし、五輪と万博という巨大国家プロジェクトのデザインと、そこに貢献した丹下健三、亀倉雄策らの群像を追う。
目次 : 第1章 世界デザイン会議から東京オリンピックと大阪万博へ/ 第2章 「国民的」建築家―丹下健三/ 第3章 グラフィック・デザインという戦略―亀倉雄策/ 第4章 デザイン・ポリシーによる統率―勝見勝/ 第5章 原子力の一九六〇年代―岡本太郎/ 第6章 マルチプロジェクション―観客から群衆へ/ 第7章 万博パビリオン―「日本館」の系譜/ 第8章 デザイン・コンペ―東京オリンピック二〇二〇エンブレムと新国立競技場
【著者紹介】
暮沢剛巳 : 1966年青森県生まれ。美術・デザイン評論。東京工科大学デザイン学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鉄之助
読了日:2019/11/28
msykst
読了日:2018/10/28
ネムル
読了日:2018/03/09
元気伊勢子
読了日:2021/05/07
ぼっせぃー
読了日:2021/08/16
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