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言語表現を用いる時、その表す意味が何であるかは、他の表現との関係や、その表現から推論を経て示唆される意図、その使用される場面や状況との関連性など様々な要因が絡み合って決定される。本書は言語使用における意味を中心に、意味論、語用論、構文文法、認知文法、言語人類学、社会言語学といった多岐にわたる分野の研究の流れを概観し、その最新の発展についての知見を得ることのできる、コンパクトに濃縮された一冊である。
目次 : 第1部 最新の意味論研究の進展(基礎内容部門 辞書的・概念的意味と百科事典的意味/ 基礎内容部門 語の意味論 ほか)/ 第2部 最新の語用論研究の進展(基礎内容部門 語用論という領域/ 基礎内容部門 境界追究者の3理論 ほか)/ 第3部 最新の構文文法研究の進展(基礎内容部門 構文とイディオム性/ 基礎内容部門 項構造構文と「構文の意味」 ほか)/ 第4部 最新の認知文法研究の進展(基礎内容部門 記号的文法観/ 基礎内容部門 意味と文法 ほか)/ 第5部 最新の言語文化研究と社会言語学の進展(言語文化研究と社会言語学の概略/ 基礎内容部門 言語文化研究 ほか)
【著者紹介】
早瀬尚子 : 大阪大学言語文化研究科准教授。専門分野は英語学・認知言語学・構文論
吉村あき子 : 奈良女子大学研究院人文科学系教授。専門分野は英語学・言語学・意味論・語用論。主要業績:『否定極性現象』(英宝社、1999、第33回市河賞受賞)など
谷口一美 : 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門分野は認知言語学
小松原哲太 : 立命館大学言語教育センター講師。専門分野は認知言語学
井上逸兵 : 慶應義塾大学文学部教授。専門分野は英語学・社会言語学
多々良直弘 : 桜美林大学リベラルアーツ学群准教授。専門分野は英語学・社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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