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相対性理論 常識への挑戦 サイエンス・パレット

新田英雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621086650
ISBN 10 : 4621086650
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書では、難しいと思われがちな相対性理論を平易に解説します。そして、アインシュタインがどのようにして“常識”に立ち向かっていったかを、ていねいに説明しています。ものが縮んで見える、時間が遅れる、という非日常的な現象は、起こらざるを得ない現実なのです。「常識を疑え」と言われますが、ただ疑うだけでは先に進めません。本書には、常識の正しい疑い方のヒントが詰まっています。

目次 : 1 特殊相対性理論(相対性原理と光の速さ/ 時間の遅れ/ 双子のパラドックス/ 長さの収縮/ 同時性の破れ/ 時空図/ 4次元時空/ 究極の速さ/ E=mc2)/ 2 一般相対性理論(等価原理/ 加速度と重力が時間に与える影響/ 双子のパラドックス再考/ 光の湾曲/ 曲がった空間/ ブラックホール/ 重力波/ 宇宙)

【著者紹介】
ラッセル・スタナード : オープン大学名誉教授。高エネルギー物理学が専門。ブラッグメダルなど栄誉ある数々の物理学の賞を受賞。その一方で、子ども向けから大人向けまで科学の啓蒙書の執筆多数

新田英雄 : 東京学芸大学教育学部教授。理学博士。専門は、理論物理学および物理教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 白義

    双子のパラドックスに対し入門書としては相当明確で整理された説明を加えている。更に相対性理論から帰結する奇妙な世界観にも踏み入っていて薄手だが結構な読み応え。加速したロケットの中の人間と地球の人間では時間の流れが違う。その意味では時空というのは相対的だが、これは時間と空間が不可分に一体になった四次元空間の中で、数学的に厳密に決まった相対性という意味では法則の絶対性を示している。ところが、四次元空間から見ると過去と未来の区別はなく、全ての時間が一緒に存在していることになる。これはブロック宇宙と呼ばれる世界観だ

  • 1.3manen

    『生命の歴史』に続くシリーズ2冊目を借りる。ゴシック太字を拾うと、自由落下の普遍性とは、「重力のみがはたらく場合、物体の運動は始めの位置と速度だけで決まり、その物体の内部構造や組成によらない」(58頁)というもの。「重力場の上方にいる観測者にとって、自分より下方にある時計はゆっくり動いているように観測される」(69頁)。ブラックホールって、すごい概念だな。まったくわからないのだが、すごい存在だというのだけはわかる。

  • まえぞう

    これも以前に読んだものの再読です。数式も少しは出てきますが、どちらかと言うと定性的な説明が中心です。ページ数は限られていますが、コンパクトにまとまっていると思います。

  • 秀ポン

    一般の方の概観が掴めた気がしない。

  • まつけん

    空間的なイメージ(「重力レンズ」など)は湧きますが、時間的なイメージ(「双子のパラドックス」など)はなかなか…… こういうのは数式ではないと思います。どのようにしたら時間の部分も具体的に思い描くことができるのでしょう❓

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