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陰陽師たちの日本史 角川新書

斎藤英喜

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824826
ISBN 10 : 4040824822
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平安時代、一官僚だった安倍晴明は、つきぬけた才能とアピール力で貴族たちの絶大な信頼を獲得する。晴明を筆頭に陰陽師の名声は頂点を迎えたが、その後は没落と回復を繰り返していく。秀吉に追放された土御門久脩、キリスト教に入信した賀茂在昌…。社会の要望を取り入れ、姿や役割を変えながらも1000年を超えて受け継がれた。現代にまで連なる軌跡をたどる。

目次 : 第1章 「陰陽道」とはなにか/ 第2章 陰陽師・安倍晴明の現場へ/ 第3章 中世、動乱の時代の陰陽師たち/ 断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか/ 第4章 江戸時代の陰陽師たち/ 第5章 陰陽師たちの近代と折口信夫/ 終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ

【著者紹介】
斎藤英喜 : 1955年東京生まれ。佛教大学歴史学部教授。法政大学文学部卒業、日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。「日本神話」と「地方に残されている民間宗教者の世界」を研究している。著書『古事記 不思議な1300年史』で古事記出版大賞稗田阿礼賞、『古事記はいかに読まれてきたか』で古代歴史文化みえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chie

    「陰陽師」が、日本の歴史にどの様に関わり、そしてどの様にフェードアウトしていったかを古文書やフィールドワーク、現代における論説を裏付けに、とても分かり易くひもとかれています。最終的に、日本の純粋な宗教とはなんだろう、と考えさせられる内容かなとは思うけれど、また、「陰陽師」という存在は日本の科学の発展を担っていたとも考えさせられ、感慨深く読みました。明治3年に「陰陽師禁止令」が発令され、陰陽師は歴史の表舞台から姿を消したことになっている。「歴史の表舞台から」というところが気になります。

  • m

    電子にて読了。現在の節分のルーツである追儺は奈良時代から大晦日の夜に行われていた。暦の変わり目の時期に陰陽のバランスが崩れ鬼が現れるという。安徳天皇は実はヤマタノオロチの化身で草薙剣を取り戻し海に帰った、という説が面白かった。序盤は興味深く読んだが、後半はバテてしまった。やはり陰陽師のハイライトは平安時代だなぁ。

  • keisuke

    基本晴明だったな。

  • 辻井凌|つじー

    陰陽師を当時の最新の学術を取り込んだり対決したりしながら、時代ともに自ら変わっていった存在として捉えている。陰陽師と国学者の結びつきから、国学者が実は西洋知識にも近い存在だった話も興味深い。陰陽師がさらに知りたくなる本。

  • Teo

    陰陽師と言うのは名前だけなら結構前から知っていたが、強烈に印象に残ったのはあの「レッツゴー!陰陽師」。もう17年も前の話。あの中でドーマンセーマンと言っていたのはこの本を読む迄は何か適当な意味かと思っていたのが「ドーマン=蘆屋道満、セーマン=安倍晴明」らしいと今回初めて知った。そして蘆屋道満を初めて知ったのは東京レイヴンズのアニメを見た時なので10年前。さらに加えると泰山府君祭を知ったのも東京レイヴンズ。そんな感じで聞き齧り程度の知識だった陰陽師周りの知識をちゃんとしてくれたのが本書。

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