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ISBN 10 : 486342325X
Content Description
どのような子ども・若者が、どのようなケアをしているのか、私たちはあまりにも知らない。事例検討会で明らかになった、子ども・若者ケアラーによる生きた経験の多様性。その価値と知られざる困難とは何か。ケアラーが生きやすい社会への転換の方向性を、当事者の声から考察する。
目次 : 第1部 子ども・若者ケアラーを取り巻く現状と課題(子ども・若者ケアラー支援の課題―“ケアラー”支援と“子ども・若者”支援との接合/ 日本における実態調査からみた子ども・若者ケアラーの全体像/ 障害児者のきょうだいのおかれた状況/ 子ども・若者ケアラーをめぐる京都市ユースサービス協会の取り組み/ 「コラム」子ども・若者ケアラーにまつわる様々な“座りの悪さ”について/ 「コラム」京都市ユースサービス協会でのつどい)/ 第2部 こうしてケアがはじまった(「私」を受け入れてくれる場所を探して/ いま、自分と向き合う時―2020年春、「ニコイチ」だった母から離れて/ 大変だった、それでもかけがえのない私のケア経験)/ 第3部 ケアをする/しない(ケアより自分の人生を優先した子ども・若者ケアラー/ 自分で選ぶ、暮らしをつくる)
【著者紹介】
斎藤真緒 : 立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学。思春期保健相談士。「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」運営委員。(公財)京都市ユースサービス協会の「子ども・若者ケアラー事例検討会」事業(2017年3月〜2022年2月予定)の発起人。「子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP;Young Carers Action Research Project)」(2021年9月〜)発起人
濱島淑恵 : 大阪歯科大学医療保健学部教授。専門は高齢社会における介護、家族、ワークライフバランスなど。2019年、ヤングケアラーたちの集い「ふうせんの会」を立ち上げる。2021年度は厚生労働省の全国調査の研究班委員長のほか、神戸市こども・若者ケアラー支援アドバイザー、大阪市ヤングケアラーPTメンバー、兵庫県ケアラー支援に関する検討委員会座長を務めている
松本理沙 : 同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程(後期課程)満期退学。博士(社会福祉学)。同志社大学社会学部社会福祉学科実習助手ほかを経て、北陸学院大学人間総合学部子ども教育学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yurari
読了日:2022/05/06
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読了日:2022/05/16
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読了日:2024/10/09
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