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「自分のために生きていける」ということ 寂しくて、退屈な人たちへ

斎藤学

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479303084
ISBN 10 : 4479303081
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

あなたが、一瞬一瞬、自分を大切にして生きるとき、あなたの中に湧き上がる感情や欲求は大切にされ、固定した“○○らしさ”から自由になる。「寂しさ」「退屈」「むなしさ」は、どのようにつながっているのか?自分の気持ち、欲望がなぜわからなくなってしまうのか?「寂しさ」と「怒り」はどんな関係にあるのか?自分の幸せのために生きることはわがままなことなのか?いきいきとした感情をとりもどし、支配・拘束とは無縁な「親密な関係」をきずく本。

目次 : 第1章 「退屈」に耐えられず、何かにすがりつく心/ 第2章 人はなぜ、自分の「欲望」を見失うのか/ 第3章 「寂しさ」の裏にひそむ「怒り」をくみ出せ/ 第4章 あなたの「インナーチャイルド」の声に耳を傾けよう/ 第5章 パワーゲームを降りて「魂の家族」をつくる/ 第6章 「一人でいられる能力」が「親密な関係」をきずく

【著者紹介】
斎藤学 : 1941年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。家族機能研究所代表。さいとうクリニック理事長。アルコール依存・薬物依存などの嗜癖(依存症)研究の第一人者。過食症・拒食症、児童虐待など、多岐にわたる「現代社会の病」をつきつめていくと、健全に機能していない「家族」のあり方にその要因をみることができると説く。独自のスタイルで治療・研究を行い、各方面から厚い信頼と支持を得ている。セルフヘルプ(自助)グループの活動支援、執筆、講演などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 豆ぽち

    題名が秀逸。読友さんに教えて頂いた「人生は何十年か好きに生きていいプレゼント」という歌を思い出した。あぁ、私は人目を気にして嫌われないように、自分をさらけ出さないように、他人からも自分の好きな物からも逃げてきたな、と。勝ち負けやランク付けが絶対の資本主義社会の中で、私達は他者の眼を意識せざるを得ない。過去を抱え、負けのレッテル張りから逃げようと更に人目を避け、独り、依存物質に全てを掛けて依存し続ける。それでも、『おわりに』の女性患者のように「厚い曇りガラスの世界」から出られるのかもしれないと思えた。

  • ゆう。

    依存=嗜癖がなぜ生まれるのか、人々が大切にされない社会のなかでロボット人間であることが強制され、自己肯定感が持てない中で苦しんでいる人がいる。自分の存在を嗜癖行為でしか確かめられないからこそ、社会のあり方、自分のあり方、人間関係のあり方が問われていると思った。

  • izumi

    耐え難い寂しさとは、本来赤ん坊が持っているもの。感情を抑制してはならない。感情は感じた通りに受け止めることが健全である。人は人、自分は自分、人と比べることは辛いパワーゲームをする事である。人は生きているだけ、かけがえのないものなのだから他人と比べなければ、自分を承認出来ないなんて違うのかもね。

  • テツ

    自分ファースト的な考え方とそれに基づく生き方って何故か嫌がられるけれど、何をどう考えたって自分はまず自分を成り立たせなければ話にならない。しっかり自分にメシを食わせ、自分を幸福にしなければならない。そうしたことを蔑ろにしてしまうのは不健康で不健全なんだというあたりまえのことを思い出そう。誰にも依存せずにただ独りでも平気で世界と対峙できる強さを取り戻そう。何のために、誰のために生きている?自分が満ち足りるために、自分のために生きている。ぼくのありとあらゆる行動は全て自分のためだ。

  • 左端の美人

    幸いアルコールやギャンブルに対する依存性は皆無ですが、人間関係を築くのは本当に苦手なんだと再確認しました。「適度に欲求不満、適度に退屈、適度に寂しい。それにある程度、耐えられるのが大人の条件」「自分の不完全さを含めて肯定的にとらえることを自分肯定という」押し込めてきた自分のインナーチャイルドを感じるところからスタートしようと思います

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