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悩む力 べてるの家の人びと

斉藤道雄著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622039716
ISBN 10 : 4622039710
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2002
Japan

Content Description

北海道・浦河。海辺の過疎の町に、精神障害者たちが共同生活を営む「べてるの家」がある。管理を排し、お互いの弱さを認めあって暮らす毎日の中から、新しい生き方を模索する人々を取材した1冊。〈受賞情報〉講談社ノンフィクション賞(第24回)

【著者紹介】
斉藤道雄著 : 1947年山梨県生まれ。慶応義塾大学卒業、TBS社会部・外信部記者、ワシントン支局長、「ニュース23」プロデューサーなどを経て、現在「報道特集」ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    精神分裂病と闘う人々の物語である。 精神に病を抱える人々が共同生活を送りながら、生きていく…北海道襟裳岬に近い町にある共同住居「べてるの家」… 外からはわかりにくい病と闘う個々人を 丁寧に取材した、そんな作品だった。

  • 優希

    精神障害を抱える人たちが集まり生活しているべてるの家。べてるの家の創立から、地域に受け入れられていく様子、生活する人々が書かれています。精神障害は治療の対象なのかという疑問に正面から答えてくれています。支えなければならないという意識は健常者が作り出した幻想なのではないでしょうか。障害者という言葉は健常者の社会に生きているから生まれる言葉であり、障害者の中にいればそれが当たり前のことなのです。あるがままを受け入れるべてるの家の人々は、悩みもあり、幸せかは分かりませんが生き生きと生活しているように見えました。

  • えちぜんや よーた

    若年期に統合失調症を発症した人々が集まる「べてるの家」の物語。人間の「内的理性」についてのヒントがあると思います。みすず書房さん、こういう本、出すの好きやなぁ参考文献→「夜と霧」「これからの正義の話をしよう」

  • nbhd

    思考の様式とか内容といったものを粉々に砕かれて、マァこれっていったいどうやって受け止めたらいいんだろうと言葉を失うような出会いが年に数回あって、つい最近だと、Eテレで放送していたバリバラ「幻聴さんと暮らす〜”べてるの家”の奥深い世界」をまさに言葉を失いながら見た、大いに笑った。今のところ「統合失調症を生きる人たちの共同生活」について思ったことを、積みあげて表せるような言葉が見つからない。それは「良い」ではない気もする。いや間違いなく「良い」だけど、それじゃ足りない。で、まず知ってみようと思って読んだ。

  • riviere(りびえーる)

    (一度投稿した感想が消えていたので再投稿)読んでよかった本。北海道浦河町にあるべてるの家では精神障害の人たちが医療や福祉の手を借りながら共同生活する。ここは良い意味で問題だらけ!彼らはトラブルを起こし、迷惑をかけ、悩み怒り、考えそして支え合う。かと思えば、また問題発生。べてるの家とは聖書にある神の家の意味。

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