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半島へ陸自山岳連隊

数多久遠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396635169
ISBN 10 : 4396635168
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

「自衛隊が北朝鮮で、極秘作戦を展開中か?」テレビ毎朝がスクープを報じた。陸自隊員の種痘接種事故を端緒に、毎朝新聞社会部記者の桐生琴音が、特殊作戦群の一部隊、通称“山岳連隊”の動きを追って掴んだ特ダネだった。最高指導者の求心力が低下した北朝鮮に内部崩壊が迫る中、政府は日米安保に基づき、自衛隊の総力を挙げてミサイルを発射前に撃破するノドンハント、及び拉致被害者の多地点同時救出を計画。さらに米軍の強い要請を受け、北朝鮮が極秘開発した天然痘ウイルスを使った生物兵器を奪取するため、室賀三佐率いる“山岳連隊”を、研究施設のある半島東北部摩天嶺山脈に潜入させた。だが、スクープのせいで北朝鮮の反撃が激化。その上、想定外の悪魔的計画までもが浮上して…。陸の戦闘を描く傑作ミリタリー・サスペンスの最新作!

【著者紹介】
数多久遠 : 航空自衛隊在職中から小説を書き始める。退官後、ネットで第一作「日本海クライシス2012」を発表。2014年、アマゾンから個人出版した電子書籍『黎明の笛』(現在は祥伝社文庫)を大幅改稿して単行本デビュー、ミリタリー・サスペンスの新旗手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆみねこ

    崩壊間近の北のあの国が生物兵器を使おうとしている?ウイルスを奪還するための特殊工作隊員たちの息詰まる作戦。拉致被害者の救出や国内のマスコミ、かなりリアルな設定で読みながらハラハラドキドキでした。自衛隊OBの作家さんということなのでこれだけのものが書けたのでしょうね。

  • ren5000

    なんか時期が時期だけにフィクションとは思えずにゾッとしながら読みました。こういう話にありがちなアホなマスコミや政治家にはイラッとさせられるよね。現実でもいつも頑張ってるのは前線の人たちで国会の中でぬくぬくと不毛な議論を繰り返してる先生やマスコミにはずっとイライラされられる!ほかにもっとやることがあるだろうに。

  • James Hayashi

    元自衛官幹部の著者で普通の作家ではここまで書けないであろう。自衛隊特殊部隊、政府と新聞社などバランスが良い。しかし北朝鮮側の動向や思惑などは弱く、更に本格的な書き込みで素人にはわかりづらい表現も見受けられた。北朝鮮の暴発を恐れ未然に彼らが保持すると見られる天然痘ウィルス奪取に、北朝鮮に侵入する自衛隊長野。最新機器で望む自衛隊に指揮官とのギャップが見られる北朝鮮。自衛隊でこのようなシュミレーションが普段から机上に乗り訓練が施されているなら心強い。なかなか面白かった。

  • Tui

    北朝鮮が崩壊するとき、何が起こるか。政権、自衛隊、マスコミがどのように動くか。緊迫した描写で、ほぼ一気読みのエンタメ本。元自衛官である著者は、ウイルスを使用した破滅的なテロを想定している。有事の際における自衛隊の実戦のあり方は、もはや、当たり前だけど、軍隊のそれだ。起きて欲しくはないが、起きうる状況を前もって知っておくのも読書の意義。日本が抱える深刻な有事リスクを知る上で参考になる本だ。しかし、核の代わりにウイルスを巡航ミサイルに搭載すると思いきや、こんな方法とは…。もし実行されたら、日本はたぶん厳しい。

  • あずき

    北朝鮮の内部崩壊危機に、日本政府が北へ自衛隊を派遣する。生物兵器奪取と拉致被害者の救出の為に、陸自唯一の山岳自衛隊が動く。元自衛官が、北朝鮮問題に絡めて書いた軍事サスペンスがリアルすぎて怖い。

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