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自薦 The どんでん返し 3 双葉文庫

折原一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575521795
ISBN 10 : 4575521795
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一千万円を持つ女のもとへ、詐欺の電話がかかってきた。女はどうする?干支十二支が五回めぐって還暦を迎え、生まれた年と同じになるとどうなる?花のお江戸の居酒屋の、看板娘の失われた記憶に何が眠る?グアムで発見された世界的名画が、価値以上の数奇な運命をたどる…。自己破産を狙う女美容師が、なぜか大金を拾った話を始めた…。「銘探偵」が要注目、死者がキャップを閉じたマジックインキを握る理由とは?六つのどんでん返しが、あなたを驚かす。

【著者紹介】
折原一 : 1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学卒。88年に『五つの棺』でデビュー。95年、『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞受賞。叙述トリックの名手として名高く、『倒錯のロンド』などが代表作。18年、『異人たちの館』が本屋大賞「超発掘本!」に選定される

北村薫 : 1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学在学中はミステリ・クラブに所属。高校国語教師を務めながら89年に覆面作家として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年、『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞。09年、『鷺と雪』で直木賞受賞。16年、日本ミステリー文学大賞受賞

鯨統一郎 : 1998年に『邪馬台国はどこですか?』でデビューし注目を集める。その後、『新・日本の七不思議』『幕末時そば伝』など、歴史上の人物や事象、定説をパロディー化する手法を駆使。昭和をテーマにしたミステリーでも斯界を仰天させる

長岡弘樹 : 1969年、山形県生まれ。筑波大学卒業。2003年に「真夏の車輪」で小説推理新人賞を受賞。05年、『陽だまりの偽り』で単行本デビュー。08年、「傍聞き」で日本推理作家協会賞短編部門受賞。以降も人間の奥深い機微と巧緻な推理を織りまぜた作風が支持される。14年、『教場』で各種ミステリーベストテン第一位を獲得

新津きよみ : 1957年、長野県大町市出身。青山学院大学文学部仏文科卒業後、旅行会社、商社勤務などを経て87年、横溝正史賞最終候補。翌88年に『両面テープのお嬢さん』でデビュー。女性心理サスペンスを基調にした作品を多数手がける。『二重証言』など映像化作品も多い。2018年、『二年半待て』で徳間文庫大賞受賞。アンソロジー参加作品も多数

麻耶雄嵩 : 1969年、三重県生まれ。京都大学工学部卒業。在学中は推理小説研究会に所属。91年に島田荘司氏、綾辻行人氏、法月綸太郎氏の推薦を受けて、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年、『隻眼の少女』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年、『さよなら神様』で本格ミステリ大賞を再び受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナルピーチ

    自薦シリーズ第3弾。本ミスのベテラン作家・6名による至極のアンソロジー集はそのタイトルの通りにどの作品もしっかりと“どんでん返し”が待ち受けている。オススメは折原先生の『偶然』一話目を飾るに相応しい物語。偶然の偶然による偶然の為の出来事…それは裏を返せば必然として起きるどんでん返しなのだ!その他の作家さんたちも各々異なった作風で、どんでん返しがくると分かっていながらも期待を裏切らずに驚きと興奮を与えてくれた。たまにこういうアンソロジーを読むとまだ手にとった事のない作家さんの作品も読めるのも楽しみのひとつ。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    自薦のアンソロジーなんで既読の作品も何点か(忘れているのもありましたが)。6作品の中では折原さんのが一番好き。

  • aquamarine

    ベテラン作家さんたちの自薦どんでん返しですが、思いがけずすべてが初読。やっぱりさすがの一言です。素直などんでん返しで好きなのは折原一「偶然」、長岡弘樹「ハガニアの霧」。雰囲気が好みなのは北村薫「ざくろ」。鯨作品、新津作品もそれぞれらしい作品でした。そして麻耶雄嵩「九州旅行」…メル!そうだった、彼はそんな人でした…でも好き!そういえばシリーズも1〜2冊読んで止まってました。新人さんや新作を追いかけるのも楽しいけれど、まだまだ読んでいない好き作家さんの以前の作品をきちんと読んでおこうと改めて思えた一冊でした。

  • うどん

    初めて読みましたどんでん返しシリーズ。折原一さんがダントツでした。あっという間に読み終わりました。他のも読んでみよう!

  • buchipanda3

    ベテラン・ミステリ作家陣による自薦アンソロジー。短編の妙手揃いで、どれ一つ同じ作風がない多彩な味を楽しめた。どんでん返しがテーマだが衝撃というよりも、あぁそんなことになるとはという苦みのある結末だったりする。長岡さん、誘拐犯の大胆なトリックと思わせて別な一面をさらりと披露。相変わらずの巧みな伏線に唸らされる。北村さん、警戒済みなので分かりやすいが文字ならでは。折原さん、らしい仕掛けときれいな構図。新津さんと鯨さん、クセのある雰囲気がクセになりそう。銘探偵メルカトルだけ既読、やっぱこうなるオチが堪らない。

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