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インテリジェンス武器なき戦争 幻冬舎新書

手嶋龍一 / 佐藤優

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344980112
ISBN 10 : 4344980115
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

精査・分析し抜いた一級の情報こそが、戦争を引き起こしも回避させもする。昨今、日本の弱腰外交は明らかに情報の欠如を露呈し、国家存亡の危機にある。大国・日本復活のための、前代未聞のインテリジェンス入門書。

【著者紹介】
手嶋龍一 : 外交ジャーナリスト・作家。NHKワシントン特派員として東西冷戦の終焉に立会い、『たそがれゆく日米同盟』『外交敗戦』(ともに新潮文庫)を執筆。これらのノンフィクション作品が注目され、ハーヴァード大学国際問題研究所に招かれる。その後、ドイツのボン支局長、ワシントン支局長を経て2005年、NHKから独立。上梓したインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』(新潮社)はベストセラーに

佐藤優 : 日本外務省切っての情報分析プロフェッショナル。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、その後在ロシア日本国大使館に勤務。モスクワ国立大学哲学部で弁証法神学を講義した。2002年、背任と偽計業務妨害の容疑で逮捕され、現在起訴休職中。この逮捕劇を「国策捜査」として地検特捜部を糾弾した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社、毎日出版文化賞受賞)は、大きな波紋を呼んだ。近著に『自壊する帝国』(新潮社、新潮ドキュメント賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    結構古い本なのでその当時の情勢を知るのは面白く読めた。しかし2人とも論壇でよく出るようになってきたから情報通として今も通じてるのかな?

  • ehirano1

    再読。本書をきっかけに佐藤優氏の著作を読むようになり、今ではすっかり氏のファンになってしまいました。そういう意味で本書は手放せない大切な一冊となっています。本の中身ですか?佐藤氏が手嶋氏を圧倒しています。最近では池上さんも圧倒されています・・・・・

  • 桜もち

    インテリ芸能人のインテリジェンスではない。『国家の命運を担う政治指導者が舵を定めるための羅針盤』と定義されている。今話題の金正男暗殺も、最初の生情報ではインテリジェンスだったわけで。メディアに出てる部分は一部だし、解釈も実は見る人が見るともっと深いんだろう。本の構成は9.11のときNHKワシントン支局長だった手島龍一と元外務省の情報分析官佐藤優(最近よく見る)の対談。諜報、防諜、スパイという最近マイブームなテーマにドンピシャで面白かった‼︎同時に、インテリジェンス機関のない日本に危機感を覚えた。

  • ゆか

    対談物を本で読むのは初。頭いい人同士で、テロ事件や北朝鮮問題、過去の有名な事件について語っているのが、なるほどね〜なんて思いながら読めるのでガチガチの固っ苦しさはなく読みやすかった。中でもヘェ〜と思ったのが、イスラエルの「悪魔の弁護人」。首相の決定事項に次々とイチャモンを付け決定事項が正しいのかどうかを考えさせるのが仕事って興味深い。ただ邪魔をしたいだけで自分の考えもなくイチャモン付けてるのとは訳が違う。にしても、色んな事を考える人がいるもんだなぁ〜。

  • Willie the Wildcat

    正しい情報、適切な見たて、そして、(政治)判断。ビジネスにも通じる気がする。最後の”判断”が、特にキモ。リスクを少なからず背負って”動く”。『失敗っていえない病』はどの業界にも当てはまるかもしれない。印象深いのは、「国益のための嘘」と「後世に嘘をつかない点」。前者は国益、後者はスジ。それが”外交”のキーワードと感じる。

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