Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2023/07/19

  夏休み直前、ショッピングに夢中になりすぎて通り縋りの女性の六十万円のバッグを汚してしまうジル(星美)と心寧。せめてのお詫びに女性の経営するカフェでバイトを始める第二弾。バイト先のキッチンでは折戸がいて、彼に正体を気づかれないようにバイトをこなす必要も出てきた星美。さらには伊武から折戸の好きな人を探るように頼まれ、混迷の度合いを深めてゆく中、バイトでは全然役に立たないのに妙に一言多い心寧には苦笑いでしたけど、折戸の背景が掘り下げられたことで、周囲との関係も変わっていきそうな中での今後の急展開が楽しみですね。

• 芳樹

  読了日：2023/07/28

  今回のキーワードは『期待』。周囲からの期待に応えたい、応えなきゃと頑張って、でも応えられなかったら…？ジルこと星美くんの友人・折戸と彼を好きな伊武を中心とした今回。「期待」に纏わるエピソードに伊武の恋を絡めて話は進みますが、それに対してあらすじにある”バイト”が舞台装置として巧く機能しているのがお見事でした。高校生らしい悩みに向きあう彼らの姿に青春を感じます。そして今回は星美と心寧のお互いに対する気持ちの変化も語られますが、最後に落とされた一つの爆弾が二人の関係に大きく影響しそう。今後の展開が楽しみです。

• 半熟タマゴ

  読了日：2023/07/19

  今回はクラスの人気者おしゃれ女子な伊武をプロデュース。心寧と伊武の距離感がぐっと縮まり仲良しになってるのがとっても微笑ましかった。伊武が心寧のことを「しーちゃん」って呼ぶのが可愛すぎる。伊武が想いを寄せている折戸との関係も変化があり、気持ちを打ち明けて前へと進んだ彼女の笑顔が眩しくて素敵でした。ラストでは星美くんと因縁のある女の子との再会があり、これからの展開がますます気になります。

• 真白優樹

  読了日：2023/07/25

  夏休み、陸がバイトしているカフェでとある事情から次郎と心寧がバイトする事になる中、聖羅をプロデュースする今巻。―――己に期待する一番の味方、それはきっと己自身。　ギャルと言うイメージに敢えて合わないファッションで勝負をかける中、陸と聖羅、それぞれの「期待値」に触れていく巻であり、心寧とはまた違う青春の問題に勝負服と言う観点で光を当てていく、前巻から一つ増した面白さがある巻である。また一つプロデュースを為した先、やってくるのは因縁との再会。次郎自身の問題を解決する方法とは。 次巻も勿論楽しみである。

• とってぃー

  読了日：2023/07/21

  ”期待”に敏感なクラスメイトをプロデュースする本巻。総括すると、色々な勘違いから引き起こされる行動が面白いのとプロデュースから本音が少しずつ出てくる過程が良かった！1巻に引き続き心寧ちゃんと陰キャぶりと自虐ネタが最高。また、彼女が星美くんに抱いている想いがちょっとずつ溢れてきており、ラストは独占欲が現れていて最高でした。最後は、3巻に繋ぐ重要人物が登場し波乱の予感！？

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