Books

努力論 角川ソフィア文庫

幸田露伴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044004521
ISBN 10 : 4044004528
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan

Content Description

どうしたら幸福になれるのか。人は自然の力を生かせるのか?明治から大正にかけ、西洋思想に匹敵する生き方論を示した幸田露伴。「努力は人生の最大最善の尊いもの」「努力の堆積が天才を生む」と説き、未来を善くするものは努力しかない、過去を美しくしたものもない。生活の充実となり、自己を発展させるものでもあり、それが生きる意義であると訴えた。効率最優先の価値観が見直されるいまこそ読まれるべき不朽の名著。

目次 : 運命と人力と/ 着手の処/ 自己の革新/ 惜福の説(幸福三説第一)/ 分福の説(幸福三説第二)/ 植福の説(幸福三説第三)/ 努力の堆積/ 修学の四標的(その一)/ 修学の四標的(その二)/ 凡庸の資質と卓絶せる事功/ 接物宜従厚/ 四季と一身と(その一)/ 四季と一身と(その二)/ 疾病の説(その一)/ 疾病の説(その二)/ 静光動光(その一)/ 静光動光(その二)/ 静光動光(その三)/ 進潮退潮/ 説気 山下語/ 附録 立志に関する王陽明の教訓

【著者紹介】
幸田露伴 : 1867〜1947年。小説家・随筆家・考証家。江戸生まれ。本名、成行。別号、蝸牛庵。『露団々』『風流仏』などの作品により、理想派の作家として名声を確立。写実派の尾崎紅葉と並ぶ作家となる。のち考証・史伝・随筆に新境地を開く。第1回文化勲章受章。芸術院会員。代表作に『五重塔』『一口剣』『風流微塵蔵』『運命』『連環記』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ehirano1

    努力には「直接の努力」と「間接の努力」があり、『成果』を得るためには「直接の努力」が必要であり、「直接の努力」をするためには「間接の努力」が必要である、というのが興味深かったです。

  • かわうそ

    学問は深みに行くことが大切だというんです。しかし、1人の人間にとって学問というのは余りにも膨大でとても抱えきれるものではない。だから、哲学について深みに到達したいのであれば、1人の哲学者を選んで徹底的に向き合うことが重要だということになります。露伴流に言えば、身長ですら人それぞれ違うのだからましてや好む哲学者も違うだろうと。ここはもう個性の領域です。であるならば、向き合う対象にカントを選んでも良いのだし、スピノザでも孟子でもなんでも良い。とにかくカントがルソーの『エミール』に対して向けたような熱心

  • lonely_jean

    これを読了するのに、かなりの努力を要した。と言ってしまう私は、知も心も浅いのだろう。その自覚はあるが、途中でやめてしまわず、読み通せてよかった。観念的な話も多く、それで結局どうすれば、と感じてしまったところもあったが、これから時間をかけて考えよう。死ぬまで正解は得られないとしても。

  • yu12418

    努力の性質が掘り下げられている感じ。意識せずに努力できる状態が理想なんだなと。努力の方向性を間違えずに物事に臨みたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items