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マンガで読む絶望名人カフカの人生論

平松昭子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864104111
ISBN 10 : 4864104115
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あの“絶望の名言集”がマンガになった。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはき、誰よりも前に進もうとしなかった人間、カフカの言葉。

目次 : いちばんうまくできるのは/ ぼくにとっていちばんいい部屋/ まるで孤児のようだ/ ただ人間的な弱みしか/ あの巨大な男が理由もなく/ ぼくはひとつの悲しい謎/ ほんとうの自分というものが/ 文学では食べていけない/ むしろ途方にくれて/ これまでの自分の生活を失うでしょう/ 多くの人々がごく簡単にそれを/ ぼくのような息子が生まれたら/ たいていは希望のない助走/ 受け入れがたい真実/ 胃が丈夫だったら/ 不眠と頭痛のせいで/ どうしても必要な武器

【著者紹介】
平松昭子 : イラストレーター/ブロガー。愛知県豊川市生まれ。第13回文化庁メディア芸術祭ノミネート、kate spade new york日本公式ブロガーコンテストプレス賞受賞など。雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやコミックエッセイを執筆。水墨画や日舞をたしなみ、着物を愛好し、上方舞・吉村流の名取りでもある。Masshivaのメンバーとしてアート活動にも力を入れている

頭木弘樹 : 筑波大学卒業。カフカの翻訳と評論などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カフカという作者の名前は聞いたことがあったが、人となりは知らなかった。様々なことに対し絶望する様が描かれており興味深い。絶望を感じている時に読むと、さらに深く読むことができるかもしれない。

  • ねこさん

    最初に『変身』を手に取った時、カフカ本人が確信している妙な深刻さ、誰かに伝えたがっているこのメッセージは自分には向けられていないな、と思いながらダラダラ読み終えてしまった。この「絶望名人カフカ」という形容に、時を越えて何かしっくりくる予感がした。案の定、いま『変身』は面白かったんじゃないかと思っている。荒いのにカフカの着ているスーツの仕立ての良さが伝わってくるような、平松さんのタッチのフィット感も良い。その深刻の骨細さ、「モテ」の入った柔らかく魅力的な人の体温が、人間カフカの人間くささにすごく合っている。

  • ロア

    「ぼくは朗読することが、おそろしく好きです」と恋人への手紙にも書いているくらい朗読が大好きなカフカ。その声は、静かで繊細で美しいテナーだったそう。ある時、処刑機械の出てくる自作の『流刑地にて』という短編を朗読した際、あまりにも朗読が上手すぎたため、処刑機械の描写の凄惨さに何人も失神者が出て、逃げ出す人も続出したんだって。すご過ぎるよカフカ。。。「フェリーツェ(カフカの恋人)がキスのためにぼくに向かってきたとき、悪寒が走った…」とか、不意を突かれて吹き出してしまうエピソードがいっぱいです(^ω^)

  • olive

    目と目で通じ合うことが苦手で恋人と上手におしゃべりできないが文通では饒舌、5年間で幸せだったのは5日とは恋人に対して失礼だぞ!カフカよ。でも、人づきあいにも絶望し孤独にも絶望する気持ちはわかるよ。こりゃダメだと心が叫んでいる時、カフカと一緒に絶望するのも悪くないな。

  • ねこミー

    頭木弘樹さんの存在を知り、読みやすそうな著作を読んでみました。カフカの作品は「変身」ぐらいしか知りませんが、独創的な作品だなぁという印象でした。この本を読んで、カフカがどのような人なのかが、大まかにわかりました。結構自分の性格と似ていて驚きました。

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