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発達障害の子どもに伝わることば Sb新書

川崎聡大

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815623371
ISBN 10 : 4815623376
Format
Books
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「伝わることば」と「なぜか伝わらないことば」「わかるように伝える」ということほど、簡単なようで難しいことはない。なぜ伝わらないのか。どうすれば伝わるのか。本書は、発達障害のさまざまな特性について、また特性のある子どもとのコミュニケーションについて、科学的に解説する、著者による初の新書。発達障害やことばとコミュニケーションを考えるヒントになる、専門家4名(水内豊和、荻布優子、黒田美保、森口佑介)によるコラムを併録。

目次 : 第1章 発達障害理解の大前提(使う人や世代によって内容が異なる「発達障害」/ 「障害の医学モデル」と「障害の社会モデル」 ほか)/ 第2章 ことばとコミュニケーションの発達(まずは典型的なことばの発達を知ろう/ 「典型的」なマイルストーンってどの程度参考になるの? ほか)/ 第3章 自閉症スペクトラム障害(ASD)のことばとコミュニケーション(自閉症スペクトラム障害って?/ 「自閉症スペクトラム障害」の歴史 ほか)/ 第4章 注意欠如・多動性障害(ADHD)のことばとコミュニケーション(注意欠如・多動性障害って?/ 「注意欠如・多動性障害」の歴史 ほか)/ 第5章 発達障害の子どもに伝わることば・コミュニケーション(この章を読み解くうえでの5つのポイント/ 伝えることば・伝わることばの基本 ほか)

【著者紹介】
川〓聡大 : 立命館大学教授。博士(医学)。公認心理師、言語聴覚士、臨床発達心理士。岡山大学卒業、兵庫教育大学大学院修士課程修了。療育センターで言語コミュニケーション指導にかかわった後、大学病院で言語・心理臨床に携わり2006年岡山大学大学院医歯学総合研究科で博士課程を修了し、博士(医学)取得。岡山大学病院では発達障害から成人の高次脳機能障害の方の臨床に広く携わる。その後、富山大学、東北大学を経て2023年より現職。専門は言語聴覚障害学全般、神経心理学、ことばの発達に遅れがある子どもの指導。大学教員、研究者でありながら医療や療育の現場出身であることを活かし、発達神経心理や脳科学、特別支援教育を主に広く発信を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • niisun

    子どもの発達障害に関する本は、これで何冊目だろうか?随分とたくさんの本を読んできましたが、川ア聡大さんの書かれたものは、初めてでした。特に、言葉の発達や言語コミュニケーションがご専門のようで、“ことば”についてわかりやすく説明されていた印象です。3歳ころまでほとんど喋ることなく成長してASDと診断されているうちの子も、なかなか独特なコミュニケーションの取り方をするため、マジョリティの中では、なかなか苦労も多い状況です。せめて家ではストレスのないコミュニケーション環境を整えたいと、日々勉強です。

  • 発達障害の程度や種類にもよるのだろうが、ポイントは、子どもの予測を予測することと心得た。「子どもの全体像は発達障害の特性だけでも、知能指数だけでも決まるものではない。」「優先すべきは『正しく読めること』、書かれている『内容を理解すること』」「家庭やるべきことは、日常生活での『楽しい』『面白い』の積み重ね」など金言多数。

  • どりーむとら   本を読むことでよりよく生きたい

    特別支援教育の国語指導の中で一番大切なことは、文字と仲良くなることです。「文字が正しく読めることや、文章の意味を正しく理解することです」という言葉が心に残りました。特別支援教育の指導の中には、漢字を書くことをとても大事にしている人もいますが、意味が分からなければ覚えることは拷問でしかないように思います。間違った漢字の横に正しい字を書いてそれをなぞる指導方法もありますが、それと合わせてその漢字がどのように作られたかを教えていきたいです。

  • あさみ

    長男に伝わる言葉ってどんなだろう?おでこを自分で叩いたり、殴ったりという自傷行為があるのでやめさせたいのですが、言葉が伝わらないのです。危ないからしないで欲しいのに伝わらない。これが何年も続いてて、色んな人から言われたことを試すのですが上手く行かない。視点を変えること、自分がこうだったらどうする?を考えることでお互いに歩み寄れるかもしれない。

  • tellme0112

    いい本だった。受験生となる子どもの育ちを振り返りながら。文理選択、受験戦略、どうするか。本人は長丁場のプロジェクトが苦手。本人にあった進路や受験戦略があるはずなのだがね…本人の納得感がね…。向いてないことに挑戦中。がんばればできるけど疲れてしまうのと、がんばってもできないのと。納得感得られるまでこのまま、ギリギリまで…。遅い決断が受験戦略に影響がでるとしても、それもまた彼の人生、ということになるのか。迷う迷う。ざわつく心が少しだけ落ち着く。高校生と物語の読み方について、参考になるかも?

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