Books

平安京遷都

川尻秋生

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004312758
ISBN 10 : 4004312752
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

権力争いの結果として予期せず皇位についた桓武は、王統の革新を強調すべく2度遷都を行う。以後、長らく栄える平安京で、いかなる文化が形成されたのか。遷都から武士誕生の時代までを描く。

【著者紹介】
川尻秋生 : 1961年千葉県生まれ。1986年早稲田大学大学院文学研究科修士課程史学(日本史)専攻修了、千葉県立中央博物館上席研究員を経て、現在は、早稲田大学文学学術院教授。博士(文学)。専攻は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まえぞう

    5巻目は摂関時代以前の平安時代です。奈良時代に完成を見た律令政治が次第に崩れていき、中世を用意するなかでの動きが語られます。後書きでもありますが、奈良時代と比べてメリハリがハッキリしなくて分かりづらいという感想は私も持ちました。

  • びっぐすとん

    図書館本。平城京で出来た日本という国の方向性が決まったのが平安京かな。明治維新と同じく闇雲に先進文化を吸収した奈良時代。自分達なりに消化し、独自路線を歩みだし、やがて円熟し綻び始める平安時代。地方に無関心なのは今の政治も同じ。緊張感がなくなると末端から腐り始め、収束がつかなくなると歴史は語っているのに。同じ骨肉の争いで肉親が死んでも怨霊騒ぎなどなかった奈良時代に比べ、怨霊におののく平安の皇族、貴族。平安時代人がやわになったのか、より繊細な感情が芽生えたのか、心理や価値観の面でも奈良時代とは違うようだ。

  • えいなえいな

    平安時代は重要な時代だと思ってましたが、作者の方も言っているように世の中的にはそれほど認められていないそうで意外でした。日本人は自分たちの起源を平安より前の飛鳥とか奈良時代に求めるそうです。そうは言っても読んでみて思ったのは今の時代のルーツになる部分が平安時代にはあったんじゃないかな、ということです。かな文字や神仏、外交に関してのことなんかも、今のように完成されたものではないでしょうけど、400年続いた中で文化的なものに向かう姿勢というのは強かったんじゃないかなと思います。その辺り現代に通じませんかね?

  • coolflat

    694年長岡遷都(桓武天皇)から969年安和の変(冷泉天皇)までを扱っている。150頁。9世紀後半以降、税の納入期限の遅れ、未納や粗悪化が問題となった。このことは、律令国家に深刻な問題を引き起こした。特に顕在化したのは国司の徴税の怠慢や横領であった。この対策として生まれたのが受領国司制である。国家は、受領にもっぱら徴税や検察を任せる代わりに、国務に直接口出しすることを控えるようになった。受領国司の権限は、それ以前と比べて飛躍的に強化されたと同時に、国家が直接地域社会を統治することを放棄したことになる。

  • fseigojp

    前半は、蝦夷との38年戦争 後半は、幼年天皇の登場

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items