Product Details
ISBN 10 : 4791774523
Content Description
「尊厳死」やトリアージはなぜ追求されるのか。誰のためのQOLとQODか。私たちは今、医療・介護の「常識」が揺さぶられる時代を生きている。命を終える最後の瞬間まで、「生きたい」を支える医療と介護をつくりあげるために、実践の現場から何を考えることができるのか。患者から、家族から、医者から、看護師から、そして介護士から…ケアの現場で放たれる声に耳を傾ける。臨床の前線から紡ぎだされる超一級のノンフィクション。
目次 : 第1回 揺れる倫理観の波(コロナ時代の倫理観の変化「もし○○になったら、どうするか?」/ 内向きの病院とケアの質の低下 安楽死と緩和ケアはどう違うのか ほか)/ 第2回 壊れていくケアの波(コロナ時代の入院と在宅医療をめぐるジレンマ/ QOD(死の質)と看取りの現在 看取りのディテールと家族のケア ほか)/ 第3回 牙を剥くパンデミックの大波(変異株とクラスター発生時代に突入して コロナ臨床の実態と孤立無煙の救援部隊/ 非常時の医療とQOL(生の質)という考え方の変化 どう頼るのか、誰に頼るのか ほか)/ 第4回 恐怖と混乱の波(コロナ臨床の前線からみえるもの 日常とともにある感染爆発/ ワクチンを打つことをめぐる緩和ケア ほか)/ 第5回 冷静な反逆の波。そして、ケアを叫ぶ(感染の収束による変化 継続する「最低限のケア」/ ポスト・コロナの社会復帰を考える 病院と診療所の関係づくりのために ほか)
【著者紹介】
川口有美子 : NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会副理事長。立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了。全国規模でALSヘルパー養成研修事業及び介護派遣事業所の開設を支援している。単著に『逝かない身体』(医学書院、第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞)など
新城拓也 : 「しんじょう医院」院長。名古屋市立大学医学部を卒業後、緩和ケア病棟でのホスピス医としての勤務等を経て、2012年より現職。「NHKスペシャル」等メディアに多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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くり
読了日:2022/09/16
しゅんぺい(笑)
読了日:2022/08/14
げんさん
読了日:2022/06/26
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