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ISBN 10 : 4004319927
Content Description
キリスト教は性にたいして厳格で保守的であるといわれる。しかし中世からルネサンスにかけて、人々は、時にジェンダーの境界をさまよい、時に「クィア」と呼ばれる性的嗜好を先取りしたキリストを描いた。正統と異端のあいだで揺れる神の子のさまざまな姿に、図像と言説から迫る。民衆の豊かな想像力を伝える西洋美術史。
目次 : 1 クィアなキリスト(キリストとヨハネ/ イスカリオテのユダとキリスト/ マリアとキリスト)/ 2 交差するジェンダー(もしもキリストが女性だったら/ 「傷(ウルヌス)」、「子宮(ウルウァ)」、「乳首(ウベル)」/ 「スピリット」とは何か)
【著者紹介】
岡田温司 : 1954(昭和29)年、広島県に生まれる。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。現在、京都精華大学大学院特任教授。専門は西洋美術史、思想史。著書―『モランディとその時代』(人文書院、2003年、吉田秀和賞受賞)『フロイトのイタリア』(平凡社、2008年、読売文学賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
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読了日:2025/01/25
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読了日:2024/12/19
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