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不安型愛着スタイル 他人の顔色に支配される人々 光文社新書

岡田尊司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334046354
ISBN 10 : 4334046355
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一般にもその存在と影響が広く認識されるようになった愛着障害。中でも身近な問題となるのが、比較的軽度な愛着障害である「愛着スタイル」だ。その中心を占める「不安型愛着スタイル」は、人の顔色や気持ちに対する敏感さ、傷つきやすさ、安心感・自己肯定感の乏しさなどを特徴とする。繊細で、共感性に優れ、優しく献身的な一面とともに、依存しやすい、攻撃を受けやすい、利用・搾取されやすいといった弱点を抱える。気疲れや自己犠牲が限界を超えると、心身の不調を来し、ときに別人のように怒り狂う面も。男性の一割五分、女性の二割が該当すると推測され、理解と知識なしには、職場や家庭で良好な関係を維持することは難しい。本書では不安型愛着スタイルを持つ人への対応の仕方に加え、克服や治療法も詳述する。

目次 : 第1章 不安型愛着スタイルの特性/ 第2章 不安型愛着スタイルを生む要因と背景/ 第3章 不安型愛着スタイルのサブタイプ/ 第4章 不安型愛着スタイルへの対応とサポート/ 第5章 不安型愛着スタイルの克服/ 第6章 愛着障害の心理療法/ 最終章 試練が成長を生む

【著者紹介】
岡田尊司著 : 1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒、同大学院にて研究に従事するとともに、京都医療少年院、京都府立洛南病院などで困難な課題を抱えた若者に向かい合う。現在、岡田クリニック院長(枚方市)。日本心理教育センター顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • じーにあす

    些細な事で不安になりやすく他人の顔色に支配される人なので読んでみました。やはり声に出して話す事や書く事が重要なのかな。そこで整理されるというか。事実と自分の推測を切り分ける。自分の問題と相手の問題、不可抗力の問題を区別する。ほどよさが大切。自分自身が安全基地になるというのはハードルが高いが自立していかなければならない。自分を客観視する力が弱いから不安になるというのも納得です。不安や怒りに囚われてしまう。ただ、問題がありながらもここまで生き延びてきたという事実には自信を持っていいのかもしれない。

  • あつこんぐ

    図書館本。職場の人のパワハラ・モラハラ行動は愛着障害が関係あるのかもと思い借りてきましたが、同じ著者の『愛着障害』を先に読んだ方がわかり易かったなぁと思います。所々「あー、彼女に当てはまってるなぁ。彼女は今こんな心境なのかなぁ」と考えながら読みましたが、別に彼女に寄り添ったり共感したいわけではないので、今まで通りの距離感で接するのがベストだなと思いました。あと、「挨拶しても無視する人には挨拶する必要なし」という事が書かれてあって、自分の考えと同じだったので私間違ってなかったわ〜と嬉しくなりました。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    これはまさに自分だった。

  • Francis

    「愛着障害」シリーズの最新刊。男性で1.5割女性で2割いるとの事。私もこの不安型愛着スタイルだったらしい。この本ではちょっと分かりにくいのだが、第4章「不安型愛着スタイルの克服」で「愛着トラウマの克服」と一緒に回復アプローチが論じられているためちょっと理解がしにくい所がある。「愛着トラウマ」はさらに深く書いて欲しかった。第5章の「自分を振り返る習慣」あるいは「マインドフルネスによる克服」は自分が実践していたものであり、腑に落ちるところが多かった。

  • 井の中の蛙

    『嫌われる勇気』に近いものを感じた。愛着スタイルという考え方は人間関係を考える上で1つの有用な見方になるかもしれない。巻末の愛着スタイル診断テストをやってみたら、安定―不安型と安定―回避型が同居していた。

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