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経済学のパラレルワールド 入門・異端派総合アプローチ

岡本哲史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794811400
ISBN 10 : 4794811403
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

反主流=異端派経済学のめくるめく世界へようこそ。全14章構成、初級経済学・ゼミのテキストにも最適な決定版入門書。

目次 : 新古典派経済学の系譜とその問題点/ 21世紀におけるマルクス経済学の効用/ 制度派経済学とは何か?/ ポスト・ケインジアン経済学の全体像/ レギュラシオン理論の原点と展開/ 進化経済学の可能性/ 異端派貿易論の最前線/ ハーシュマンと不確実性/可能性への視座/ ネオ・シュンペタリアンとイノベーション/ ポランニーから共生経済へ/ 経済学方法論と新自由主義/ 開発のマクロ経済学としての新開発主義/ フェアトレードと市場の「正義」/ 世界の多様性をとらえる地域研究/ 特別収録

【著者紹介】
岡本哲史 : 1962年徳島県生まれ。専攻はラテンアメリカ経済論(チリ経済)、開発経済学、国際経済学。1986年、東北大学経済学部卒。1992年、東北大学大学院経済学研究科博士課程後期満期退学。博士(経済学)(東北大学、2001年)。1989年、メキシコ・グアダラハラ大学で学ぶ(外務省日墨交流計画)。東北大学助手、九州産業大学講師などを経て、九州産業大学経済学部教授。チリ・カトリック大学歴史研究所客員研究員(1998年8月〜99年8月)、チリ大学物理数学学部客員研究員(2005年8月〜06年8月、2011年8月〜12年8月)

小池洋一 : 1948年埼玉県生まれ。1971年立教大学経済学部卒。アジア経済研究所研究員・主任調査研究員・部長(1971〜2000年)、この間ジェトゥリオ・ヴァルガス財団サンパウロ校客員研究員(1977〜79年)、サンパウロ大学経済研究所客員教授(1992〜93年)、英国開発学研究所(IDS)客員研究員(1993〜94年)、拓殖大学国際開発学部教授(2000〜2007年)、立命館大学経済学部教授・特任教授(2007〜19年)を経て、立命館大学社会システム研究所客員研究員、アジア経済研究所名誉研究員。専門は経済開発論、地域研究(ラテンアメリカ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • おさむ

    大学の経済学部では教えない異端派の考え方が学べる良書。新古典派マクロ経済学の主流が続いた結果、いま資本主義は矛盾や限界が明らかになっている。こうした異端派こそ、次の経済の処方箋が埋まっているかもしれません。眼から鱗だったのは、アルバート・ハーシュマンの自由主義。本人はポシビリズムと称していたそうですが、よくある自己責任論に拘泥せず、未決定性や不確実性を前提に商売が穏やかな社会を育み、安定をもたらすという考え方。利益追求という情念は戦争などの破壊的情念よりはマシと考える。なるほどクールな思想ですね。

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