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ゾンビ学

岡本健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784409241103
ISBN 10 : 4409241109
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界初、ゾンビの総合的学術研究書。ヴードゥー教からジョージ・A.ロメロを経てアイアムアヒーローまで。フィクション、現実世界を問わず世界中で増殖を続けるゾンビとは一体何か?この現象から何が読み取れるのか?映画、マンガ、アニメ、ドラマ、小説、ゲーム、音楽、キャラクターなど400以上のコンテンツを横断し、あらゆる角度からの分析に挑んだ、気鋭による記念碑的著作。

目次 : ゾンビ学入門/ フレームワーク・オブ・ザ・デッド/ ゾンビの歴史/ マルチメディア・ハザード:メディアの発展とゾンビ・コンテンツ/ ゾンビとゲーム/ 日本のゾンビ文化考:りびんぐでっどin日本/ ゾンビの特徴とその進化/ ゾンビと日常/非日常/ 地獄の歩き方:ゾンビと空間・場所・移動/ ゾンビ/人間/ 死霊のたびじ

【著者紹介】
岡本健 : 1983年奈良市生まれ。北海道大学文学部卒業(専攻は認知心理学)、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻博士後期課程修了。博士(観光学)。現在、奈良県立大学地域創造学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 田中峰和

    現代人はとりつかれたように映画からゲーム、マンガまで娯楽としてゾンビを消費している。死者を甦らせ奴隷として使役したハイチのヴードゥー教の呪術に端を発するというゾンビが大衆化したのは映画の影響だ。32年のホワイトゾンビ以来、歴史は古いがブームを定着させたのは、68年に始まるロメロのゾンビ映画三部作。カニバリズムと感染、理性の喪失、頭部破壊以外は不死身という条件が一般化する。壁によって安全を確保しようとする金持ちやトランプはゾンビ恐怖の象徴か。全国民の歯を抜くことで感染を防ごうとする北朝鮮の物語はあり得そう。

  • だんだん

    なかなか面白い

  • 長岡紅蓮

    ゾンビを学問としてまとめた書籍である。 真面目にゾンビについて研究されているところが面白く、「ゾンビ・コンテンツ」を楽しみたい人、感染したい人にオススメ! 思っている以上にゾンビがメディアなどで取り上げられているのだと感じた。 これからもどんどんゾンビ愛好家の感染が拡大することを望みます。

  • Fumitaka

    主に日本を中心にしたゾンビの受容史・文化論の序論である。この優れた著作を布石とし、さらに多くのゾンビ論が後に続いてゆくだろう。ヴードゥーの使い魔としての動く死体から、吸血鬼(pp. 76-77)のように伝染する人食い鬼としてのリビングデッドが確立し、どのように変化して来たか追う。「真面目なことを面白く、くだらないことを大真面目に」という、本の最初と最後で述べられる山村高淑先生の言葉は、かつて『鏖殺の凶鳥』というゾンビ小説を世に送り出した佐藤大輔先生もどこかで似たようなことをおっしゃっていた記憶がある。

  • akuragitatata

    課題の方が多い本。網羅的だけど、その分浅さも感じる。また「ゾンビ」だけの軸で論じるには不適切な資料も多くて、ゾンビの為なら何でもする感。理論的説明も雑(不十分)で学術書としても教科書としても使いにくいと思う。でもゾンビ愛はすごい。

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