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ISBN 10 : 4796703039
Content Description
薬害HIV感染被害問題の調査の現場で立ちすくみ、フィールドワークのアポリアを通り抜けた著者が、強いられた自己変容のプロセスを振り返って、エスノメソドロジーとライフストーリーとの身体論的な架橋を試みる。
目次 : 第1部 フィールドワークとしてのエスノメソドロジー(フィールドワークの想像力をエスノメソドロジーに/ フィールドワークにおいて変容する自己/ 社会調査の困難―対話的構築主義の立場から/ 対話プロセスとしてのインタビュー/ 沈黙と語りのあいだ)/ 第2部 薬害HIV感染被害問題の社会学的調査から(薬害HIV感染被害問題調査のリフレクシヴな理解/ 薬害「HIV」問題のマスター・ナラティヴとユニークな物語/ ライフストーリーの「物語世界」と想起)/ 第3部 エスノメソドロジー的社会科学の展開(大人が子どもを理解するということ/ 成員カテゴリー化装置(MCD)分析から見えてくるもの)/ 第4部 現象学とエスノメソドロジー(志向性のない現象学/ 観察者の手続き規則としての理解)
【著者紹介】
山田富秋 : 1955年北海道生まれ。博士(文学)。現在、松山大学人文学部社会学科教員。専攻は、社会学、エスノメソドロジー、ライフストーリーの社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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