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清沢洌評論集 岩波文庫

山本義彦編

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003317822
ISBN 10 : 4003317823
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
清沢洌 ,  

Content Description

第二次大戦中の日記「暗黒日記」で知られる清沢洌(1890‐1945)は、大正から昭和の戦前・戦中にかけて、リベラリズムの立場から外交問題を中心に論陣をはったジャーナリスト・評論家。「愛国心の悲劇」「甘粕と大杉の対話」など、先見的で、現代においても示唆するところ多い、リベラリスト清沢の評論のエッセンスを集めた一冊。

目次 : 1 渡米中の評論 一九〇六‐一九一八(米国通信/ 日本の社会とその感想 ほか)/ 2 新聞記者時代 一九二〇‐一九二九(日米の関係/ 『モダン・ガール』〔抄〕 ほか)/ 3 恐慌から戦争へ 一九二九‐一九四〇(『アメリカは日本と戦わず』〔抄〕/ 『非常日本への直言』〔抄〕 ほか)/ 4 戦時下の構想 一九四一‐一九四五(日本外交を貫くもの/ 戦後世界秩序私案)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    リベラリズム。今の選挙戦は右傾化し、この立場が改めて有権者に喚起されてよい。「日本人は動かない国民、米国人は動く国民」(16ページ)。つまり、国民性は全く真逆。その後日米安保で弱者に皺寄せ。本来政治がすべきはこうした問題是正。実際は思いやり予算。これも止める必要がある。福沢諭吉は排日問題が起こると予見していた(38ページ)。「学問に対する侮辱が近頃ほど甚だしい時代はない」(292ページ)。長野県穂高の出身という冽(きよし)氏の自由への渇望。選挙結果によっては、自由が相当なくなる。戦時日本を望む人はいない。

  • カラコムル711

    暗黒日記と平行してこれも読む。全文熟読まではしてないが、なかで良いと思った論は、「軍備撤廃の期至る」、「愛国心の悲劇」、「激動期に生く」、「戦後世界秩序私案」などで、特に「軍備・・」は面白い考えで戦後の憲法9条の先どりのような論だ。「戦後世界秩序・・」は国際連合がその名前も未定の時、その構想に批判を加えたもので実に先見的な論である。石橋湛山や吉野作造の評論集も読めばより為になるだろう。

  • linbose

    ★★★★★

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