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12ヶ月で学ぶ現代アート入門

山本浩貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784568105872
ISBN 10 : 4568105870
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そもそも「現代アート」って何?
これからの現代アートはどうなる?

現代アートの意味や歴史、近代美術やコンテンポラリー・アートとの違いから、
政治・価値・ケアとの関係まで、現代アートをめぐる「?」を解き明かす!

気鋭の文化研究者・評論家・キュレーターの山本浩貴氏による、現代アートの入門書。ウェブ版「美術手帖」上で2022年に連載された内容が書籍になりました。「意義」「多様性」「社会性」といった12のテーマを設け、初心者にとっても読みやすい語り口で、具体的な作家にふれながら解説します。また書籍化にあたり、新たに「マーケット」と「ケア」の2つ章を追加。さらに、会田誠、飯山由貴、尾崎翠(明日少女隊)らアーティストと、小川公代(文学)、松村圭一郎(人類学)ら研究者のインタビューを収録。これを入口としてさらに深く知りたいという方に向けてのブックガイドも掲載します。歴史と現在、両方の視点から、現代アートとは何かが学べる1冊です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gu

    全体として言えるのは自律から協働への変化ということか。

  • 菊地

    既に「現代アート」の勉強をしていて、代表的な作品・作家・評価されている理由をある程度分かっている今だから読みこなせたけど、これ1冊だけを「入門書」として読むのはあまりオススメ出来ない内容でしたね。 入門書というには前提知識の説明が甘いし、具体的な作品の(写真やイラスト等の)ビジュアルも充実していないから、これを最初に読むには取っ掛かりが少な過ぎる気がします。 アーティストや研究者へのインタビューについても、その人達自体を知らないと興味が持てないし、繰り返しになるけどそこまで「入門」向けの本ではないですね。

  • die_Stimme

    12のテーマごとに現代アートの論点を紹介する本編に加え、巻末のインタビューも尾崎翠、飯山由貴、会田誠、松村圭一郎、小川公代、と超豪華。

  • 近代美術(自律性を重視する芸術)から現代アート(他者や世界との関係性を重視する芸術)への移行の流れが、哲学・思想領域での、近代の自己の自律性に重きを置く「正義の倫理」から、ポスト近代の非自律的な自己と他者との関係性に重きを置く「ケアの倫理」へと至る潮流に対応しているという指摘は、なるほど。ケアという言葉は最近よく耳にするので気にはなっていたが、本書のおかげでその取っ掛かりができたような気がする。最近迷子だった勉強の方向性も「芸術とケア」の観点から掘り下げていけそう。よき。

  • Go Extreme

    現代アートの定義 定義不可能性 自明性を疑う場所 現代アートの系譜学 マルセル・デュシャン レディ・メイド作品 アイデアの斬新さ コンセプチュアル・アート 形を持たないアイデア 現代アートの意義 社会的な課題への視点 現代アートの特性 ポスト・モダニズム美術批評 形式主義 現代アートの多様性 目に見えないも→アートになる 現代アートの歴史 現在と過去のあいだの対話 脱中心化・複数化する美術史 政治的な現代アート 様々な政治性 純粋に非政治的な事象は原理的に存在しない 脱政治化という行為 芸術固有の要素

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