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武士の人事 角川新書

山本博文

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040822754
ISBN 10 : 4040822757
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan

Content Description

長谷川平蔵は「人物は宜しからず」―。天明七年(1787)、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み―当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。

目次 : 第1章 政権交代―松平定信と田沼意次/ 第2章 老中たちの評判/ 第3章 幕閣大名の生態/ 第4章 町奉行の勤務ぶり/ 第5章 勘定奉行と勘定所役人/ 第6章 江戸の機動隊、火付盗賊改/ 終章 松平定信の退場

【著者紹介】
山本博文 : 1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    江戸時代における幕府内の人事を学べます。田沼意次から松平定信までの武士の人柄が明確に述べられており、人間関係はいつの時代も変わらないと思いました。

  • しんい

    人事、とくに役員人事とかに関心のある人にはとてもおすすめの作と感じた。数百年の時代を隔てていても、江戸時代の人事の動きと、現代の(ことに日本企業の)人事は驚くほど構造が似ている。「家柄」「家格」という現代では表面的にない要素がからむが、「学歴」や「血縁」に置き換えれば理解はしやすい。むしろ養子縁組を通じて、「家」という血縁だけではない集団を維持させようとした江戸幕府の仕組みは、それだけで徳川家を250年間続けさせたという見方もできる。徳川家康と秀忠、家光あたりまでのリーダーとその取り巻きがすごかったのか。

  • フク

    購入 ★★★☆☆ 根岸鎮衛のドラマのような裁きっぷりに感服。「耳袋」読んでみようか。 * 長谷川平蔵はよく目立つ。

  • がみ

    人のいるところに人間関係あり、昔も今も同じですね。

  • 伊達者

    「武士の人事評価」に比べると話の範囲が広くて一般的かな。江戸時代の武士はいわばサラリーマン。変わらないなと身につまされる。

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