Books

映画から世界を読む 情報とフィールド科学

山本博之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784876988754
ISBN 10 : 4876988757
Format
Books
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 情報から情報を引き出す方法論/ 「動画」は見るけど「映画」は見ない?/ 映画が「分かりにくく」なったわけ/ 「情報災害」の時代/ 欧米的な権威と様々な家族の形―アジア映画に映し出されるもの/ アジア映画の中の家族/ 現実世界を見るための映画/ 映画とドキュメンタリー/ ノイズを読む/ 映画の読み解き(時間で4つに区切る/ 場所の動きを捉える/ 時間の流れを調べる/ 登場人物の関係を見る/ 違和感を探す)/ 映画『マンガ肉と僕』を読み解く/ 引用され参照される事柄への着目―原作への足し算と引き算/ 狭間の価値―橋やほとりの意味/ 制作者自身を知る/ 切り取り(フレーム)、紐づけ(スクリーン)、読み替え(オーディエンス)/ 現実世界が読めるようになるには

【著者紹介】
山本博之 : 1966年千葉県生まれ。2001年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程・地域文化研究専攻単位取得退学。マレーシア・サバ大学専任講師、東京大学大学院総合文化研究科助手、在インドネシア・メダン日本国総領事館委嘱調査員、国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授などを経て、2006年より京都大学地域研究統合情報センター助教授(2008年より准教授)。博士(学術)。専門は東南アジア地域研究。主な研究テーマは、マレーシアの民族性と混血性、災害対応と情報、地域研究方法論、混成アジア映画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アキ

    現代は情報があふれる「情報災害」の状態にある。実社会で生きる上で、情報を読み解くために映画を活用する有用性を説く。映画を読み解く方法論は1:時間で4つに区切る。2:場所の動きを捉える。3:時間の流れを調べる。4:登場人物の関係を見る。5:違和感を探す。ある映画を題材に具体的に読み解く。フレームで切り取りスクリーンで紐づけしオーディエンスが読み替えをするのが映画。自分と違う属性の登場人物に自己投影することで、その体験や思いを追体験する機会を得る。映画を見ることは、現実世界を理解していく最良の手掛かりになる。

  • 鍵窪錠太郎

    アジア映画と情報を軸に、映画と現実の読解を勧める内容だった。単純な情報(information)、解釈した情報(intelligence)、蓄積された情報(knowledge)の区別や「情報災害」の概念の提示など得るモノは有った。しかし芸術や映画といった人文学の前提知識に乏しいため、十分に理解出来たとは言い難い。優先順位こそ低いが、映画や現実をより深く読解したくなった時にはより専門的な本に手を出してみよう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items