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大衆文学

尾崎秀樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784314010306
ISBN 10 : 4314010304
Format
Books
Release Date
May/2007
Japan

Content Description

「大菩薩峠」「鞍馬天狗」などのチャンバラものに代表される大衆文学。理論は不要とみなされてきた大衆文学の領域に初めて分析の筆を入れ、大衆文学を日本の文学的伝統の中に正当に位置づけた力作。

【著者紹介】
尾崎秀樹 : 1928年台北市に生まれる。台北大学医学専門部中退。大衆文学研究会を設立。元日本ペンクラブ会長。1999年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヤマニシ

    ・『キング』の成功は大衆社会状況と一体化したところにあった。身辺雑記風なものに傾いた文学にもあきたりず、そうかといって、昔ながらの講談も食い足りない読者は、その社会状況のなかでつくり出された新しい享受層だったのだ。「おもしろくて、ためになる」というモットーは、それ以降講談社文化のシンボルとなるが、しかし大衆文学の教訓的側面と、娯楽的側面を、これほど簡潔に表現した言葉ない。(p31) ・時代ものは大衆文学、現代ものは通俗文学と大別された(p46)

  • るね

    「大衆文学とは何か」という問題を軸に、その歴史的背景からの考察を中心とする評論。正直江戸の英雄伝だとか講談本だとかの話は知識が乏しく理解できないが"大衆"という語の考え方や大衆文芸の創造者たちのそれぞれの考え方が異なっていて面白い。

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