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ISBN 10 : 4787234315
Content Description
日本はオリンピズムとどう向き合ってきたのか。オリンピズムの基本を押さえたうえで、戦前期日本のスポーツ界とオリンピック受容、1964年オリンピックにまとわりつく「成長と復興」神話、2020年オリンピックをめぐるシニシズム、「その後」との向き合い方など、オリンピックと戦前・戦後日本を十人が鋭く分析する。
目次 : オリンピズムを問うことの現代的意義/ 第1部 オリンピズム誕生と創始者クーベルタンの夢(近代オリンピックの創出とクーベルタンのオリンピズム/ クーベルタンのオリンピズムとスポーツ文学―二十世紀初頭のフランスと日本におけるスポーツと文学の接近)/ 第2部 日本とオリンピズムの出合い(戦前のスポーツ界の足跡―オリンピック初参加から幻に至るまで/ 嘉納治五郎の国民体育構想とオリンピズム/ 柔道思想とオリンピズムの交錯―嘉納治五郎の「自他共栄」思想)/ 第3部 戦後の日本社会と東京、オリンピズム(成長の時代の幻像―精神史としての東京オリンピック/ 「2020」から「1964」へ―東京オリンピックをめぐる“希望”の現在/ ポスト・オリンピックの憂鬱―日本のスポーツと社会の行方)/ オリンピックの誕生と世界戦争の危機
【著者紹介】
小路田泰直 : 1954年生まれ。奈良女子大学副学長。専攻は日本近代史
井上洋一 : 1958年生まれ。奈良女子大学研究院生活環境科学系教授。専攻はスポーツ法学
石坂友司 : 1976年生まれ。奈良女子大学研究院生活環境科学系准教授。専攻はスポーツ社会学、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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