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ISBN 10 : 4326251441
Content Description
わが国の教育学説の歴史を、「京都学派」と「マルクス主義」という二つの軸をもとに探究する。西田幾多郎・田邊元らを中心とする京都学派の哲学と、マルクス主義との多様で重層的な関係を捉えるとともに、それらを伏流とする近代日本の教育学説史・思想史を再検討する。
目次 : 日本教育学をめぐるパースペクティブの位相―京都学派とマルクス主義を軸にして見える教育学説史・思想史の形/ 第1部 戦前期の京都学派とその周辺(大正新教育のなかの西田幾多郎―ベルクソン哲学を媒介として/ 京都学派における「形成」概念の諸相と教育―西田・三木・木村を中心に/ 死者との実存協同と世代継承的公共性―田邊哲学を臨床的人間形成論として読む)/ 第2部 戦後教育学の原型(稲富榮次郎の教育哲学と現代教育学への影響=作用―ライフヒストリーにみる教育哲学会創設にいたる人間模様/ 戦後日本におけるソヴィエト教育学の受容―矢川徳光のマルクス=レーニン主義教育学を中心に)
【著者紹介】
小笠原道雄 : 1936年生まれ。現在、広島大学名誉教授、ブラウンシュバイク工科大学名誉哲学博士(Dr.phil.h.c.)
森田尚人 : 1944年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、元中央大学文学部教授
森田伸子 : 1945年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、日本女子大学名誉教授
田中毎実 : 1947年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、武庫川女子大学教育学部教授、京都大学名誉教授
矢野智司 : 1954年生まれ。京都大学教育学研究科博士課程退学。現在、佛教大学教育学部教授、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kenitirokikuti
読了日:2023/10/09
mokohei
読了日:2021/02/22
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