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春風コンビお手柄帳 小沼丹未刊行少年少女小説集

小沼丹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864881494
ISBN 10 : 4864881499
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小沼丹 ,  

Content Description

中学生のユキコさんとシンスケ君が活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーありと、多彩な推理が冴え渡る。名作『黒いハンカチ』以来60年ぶりとなるミステリ作品集。

【著者紹介】
小沼丹 : 1918年、東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。1996年、肺炎により死去。海外文学の素養と私小説の伝統を兼ね備えた、洒脱でユーモラスな筆致が没後も読者を獲得し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶうたん

    古き良き時代の少年少女小説と言う表現がぴったりの作品集。連作二つの後の拾遺集の方がバラエティに富んでいて面白かったかな。「黒いハンカチ」を読んだ時よりも、高原の野菜サラダのような味わいが好ましく感じられたので、他の作品も読んでみたい。

  • hirayama46

    未刊行小説集、推理編。現代から見るとミステリ的な見どころは少ないですが、いかにもティーンズ向けっぽいやりとりや、時代を映した雰囲気が楽しいです。全体的にはほんわりと穏和な作風なのですが、それだけに終わらないあたりはさすがです。北村薫の解説も愛着と読み巧者っぷりを感じさせるものでした。

  • ぱせり

    1950年代後半の中学生や高校生を探偵役にしたミステリで、他愛ないのから陰惨なのまであるけれど、さばさばと気持ちよく終わるのがいいな。自家用車を運転して登下校する裕福な高校生の存在、書生さんがいる家庭、商店の店頭に据えられた赤電話などなど、時代を感じる。思えば遠くに来たもんだ。

  • にゃー

    ヤング向け、ミステリとしてのアイデアはあるが決定的な証拠はなく自白に頼るのが弱い

  • くー☆

    始めましての作家さん。もう亡くなった方だったんですね。淡々と進んでいく短編が多くて、全体的にさっぱりとした印象でした。記憶にはあんまり残らなかったけど、さらっと読むにはうってつけの小説です。

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