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先生、イルカとヤギは親戚なのですか! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

小林朋道

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716778
ISBN 10 : 4806716774
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"鳥取砂丘の端にある「千代(せんだい)砂丘(教授命名)」で
イルカの遺体を発見したコバヤシ教授。
標本づくりのために「ある生物」に協力を頼んだものの、
最終的には別の生物たちが現れて‥‥

学長就任にともない、先生最後の参加となった
「ニホンモモンガが棲む森の生物調査実習」で目撃したニホンモモンガの珍しい行動や、
幼い頃に飼っていた愛犬トムとのエピソードなど、今回も動物への""気づき""が盛りだくさん。

現代人の「モモンガグッズ」制作を可能にした、
ヒト(ホモ・サピエンス)の認知能力の進化にも思いをはせます。

学長になったコバヤシ教授がつづる、
出会いと別れがつまった「先生!シリーズ」最新巻。"

【著者紹介】
小林朋道 : 1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。2024年より学長。専門は動物行動学、進化心理学。これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    小林先生のこのシリーズは、ただただ面白い。面白いだけでなく、へえ〜なるほど・・も多い。大学名に「環境」の2文字があるくらいで、その意味する範囲もとても広い。仮に生物そのものから始めるとしても、生物が住む環境自体へと、自然と視野が広がる。と、さらに興味が湧く。それを後押しするのが、先生の生き方でもあり文章でもある。昨年、鳥取へ行った時に、寄ってくれば・・・・と。

  • ミキ

    2025-41:小林先生は学長になられたのですね!もう授業は持たれないとのこと、とても寂しいです。このシリーズは終わらないようなので次巻も楽しみにしています。

  • 七月せら

    10年以上前の卒業研究で作られたビオトープが今も生き生きと森の命を育んでいたり、初めてモモンガに出会った日から15年もの時を経て最後のモモンガを森に返す日の出来事だったり、そんな、昔と今が確かに繋がっている(その間にももちろんたくさんの物語がある)エピソードが多く、感慨深かったです。小林先生が学長になられた(おめでとうございます!ご苦労も多いことと思いますが、先生の想う素敵な大学を創っていってください!)ということも関係しているのかも。私も、小林先生の授業を受けてみたかった…!

  • 毒まんじゅう

    今回も学生さんの研究や身の回りで起きた生き物たちの記録を楽しく紹介しています。学長になるにあたって葛藤や諦めたこともあったのではないでしょうか。先生のケジメを感じ最後は泣きました。

  • アカショウビン

    鳥取環境大学の名前は知っていたが、こんな先生がいるなら私が行きたい。(無理だけど)「作物に被害を与える野生動物を、その地域から一掃してよいか?」こんな深刻な問いかけに対する考察に始まり、つまりは様々な生き物(昆虫、小動物、地域の人間)が好きで好きでたまらん人々(先生と学生)の物語だ。赤色で威嚇するアカハライモリ、ヒキガエルがつくった毒をもつヤマカガシ、泳ぐモモンガ(モモンガはスギを食べるがナラやブナも必要。植物が自衛のためにもつ毒から守るため。)、イルカの親戚としてのヤギ、マムシとのコミュニケーション。

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