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ISBN 10 : 4047035890
Content Description
戦乱の続いた中世の武家社会では、和歌は必須の教養であり「力」であった。一門や家臣との結束をはかるため、あるいは他国との交渉の場面で、また神仏との交流をはかる意味でも、自らの支配を確かにするために和歌を使ったのだった。武家政権の発祥地である関東を中心に、鎌倉将軍宗尊親王、室町将軍足利尊氏、江戸城を築いた名将太田道潅、そして今川・武田・北条の戦国大名を取り上げ、武士の実像を探る。
目次 : 序章 源氏将軍と和歌/ 第1章 歌人将軍の統治の夢―宗尊親王と鎌倉歌壇/ 第2章 乱世の和歌と信仰―足利尊氏と南北朝動乱/ 第3章 武蔵野の城館と歌人―太田道潅と国人領主/ 第4章 流浪の歌道師範―冷泉為和の見た戦国大名/ 終章
【著者紹介】
小川剛生 : 1971年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程中退。現在は慶應義塾大学文学部教授。博士(文学)。著書に『二条良基研究』(笠間書院、第28回角川源義賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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軍縮地球市民shinshin
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ほうすう
読了日:2019/11/11
Toska
読了日:2021/07/27
しずかな午後
読了日:2023/07/13
mk
読了日:2017/03/08
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