漫画から学ぶ生きる力 動物編

本書は漫画に出てくる様々なエピソードや場面から「生きる力」を伝え、それを体感してもらうことをねらいとしています。事実にもとづいたものもあれば、フィクションもあります。本書のテーマは「動物」です。動物と人は長い歴史の中で、地域や時代により、その関係の意味を変えてきました。漫画にはペットや、牧畜された動物、大自然に生きる野生動物など、家族、食料、未知の敵、時に兵器であることなども描かれています。動物と人は、ともに生き、死に、命を奪い奪われ、戦い、共存してきました。そんな動物漫画の中から、生きる力とは何なのかを見つけてみませんか。

目次 : インタビュー　松本零士/ 『トラジマのミーめ』著：松本零士/ 『シートン第１章‐旅するナチュラリスト』作画：谷口ジロー　原案：今泉吉晴/ 『銀の匙Ｓｉｌｖｅｒ　Ｓｐｏｏｎ』著：荒川弘/ 『動物がお医者さん！？』著：富士昴/ 『ハッピー！』著：波間信子/ 『ある日犬の国から手紙が来て』漫画：竜山さゆり　原作（絵）：松井雄功　（文）：田中マルコ/ 『ロン先生の虫眼鏡』原作：光瀬龍　漫画：加藤唯史/ 『ＡＳＡＨＩＹＡＭＡ‐旭山動物園物語‐』漫画：本庄敬　原作：森由民/ 『ジャングル大帝』著：手塚治虫〔ほか〕

【著者紹介】
宮川総一郎 : １９５７年生まれ。日本出版美術家連盟所属。マンガジャパン所属。『松本零士が教えてくれた人生の一言』（クイン出版）集英社手塚赤塚賞受賞。学研「学習」でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）