Product Details
ISBN 10 : 4862852718
Content Description
本書は、文学や思想、歴史など人文学系の学習を始める新入生が、専門分野を超えて最低限の知識、素養として習得すべき内容を簡潔にまとめたものです。人文学は人間と文化を総合的に探究する学問であり、それに伴う膨大な見識を養うことが肝要です。前半では教養や人間性を基礎とする人文学の歴史を、後半では主題ごとに人文学の対象や方法を分かりやすく説明した、他に類のない画期的な概論です。最終章を中心に大幅な改訂を行い、デジタル化やAI技術が急速に展開するなか、総合的判断力を養う人文学の狙いをさらに深化させた定評の教科書です。
目次 : 人文学の歴史と現状(「人文学の終焉」からのスタート/ ギリシアにおける学知の誕生/ パイデイアとヨーロッパ的教養の伝統/ 知識人の覚醒と大学の誕生/ ルネサンス人文主義と「フマニタス研究」 ほか)/ 人文学の諸相(人間と文化/ 言語と芸術/ 神話・宗教・祝祭/ 時間・記憶・歴史/ 原典と翻訳 ほか)
【著者紹介】
安酸敏眞 : 1952年生まれ。京都大学大学院博士課程およびヴァンダービルト大学大学院博士課程修了。Ph.D.、京都大学博士(文学)。北海学園大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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