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あなたのルーツを教えて下さい

安田菜津紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865280593
ISBN 10 : 4865280596
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

入管収容、ヘイトデモ…分断の先に15人が見つめた「共に生きる」こと。フォトジャーナリスト・安田菜津紀が一人ひとりの複数性やアイデンティティと向き合った一冊。

目次 : なぜ、父は自身の「ルーツ」を隠してきたのか?/ 南雅和―ベトナムから一人、木造船で海へ/ カディザ・ベゴム―ロヒンギャとしてのルーツを隠し生きた日々の先に/ 牧野アンドレ―日本でもドイツでも、自分の存在は「他者」だった/ マウン・ラ・シュイ―「なんでガイジンが」と言われても続けた寿司修行/ ちゃんへん.―「自分は何人か」から始まった、朝鮮半島ルーツの人々を訪ねる旅/ 中村一成―自ら選んだ「名乗り」、「違い」という宝/ なぜ、「ともに」を目指し続けるのか?川崎、桜本を歩く/ ジュニオール・ヘスス―ラップという、暴力ではない表現を得て/ 星野ルネ―カメルーンから日本へ、絵を通して人とつながった原点〔ほか〕

【著者紹介】
安田菜津紀 : 1987年、神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Die-Go

    借り本。様々なルーツ(この表現が相応しいかはまた別の議論)を持つ方々との対話を通して浮かび上がる現実を記した。決して遠くの話ではなく、身近なところにも潜む差別や偏見。自らを省みると加害者であり得ることに空恐ろしくなる。★★★★☆

  • 貧家ピー

    在留外国人や親のどちらかが外国人である人々の半生を取材する中で浮かび上がる日本の閉鎖性・特殊性。いろいろな人生があり、「ハーフ」と呼ぶだけで安易な一般化であることに気づかされた。

  • モリータ

    ◆2022年2月刊。著者(1987-)はDialogue for People所属のフォトジャーナリスト。◆『論座』の連載を元とする。(連載年月の記載はないが)コロナ禍の下での記事が多い。◆自身のルーツの紹介を序章、ウィシュマさん死亡事件のルポを終章とし、12名のルーツを取材;南雅和/カディザ・べゴム/牧野アンドレ/マウン・ラ・シュイ/ちゃんへん./中村一成/ジュニオール・ヘスス/星野ルネ/温又柔/三木幸美/房満満/ガムラ・リファイ ◆ほか、川崎の在日の方々にも取材。ヘイトクライムの問題にも各所で触れる。

  • Koji Harasawa

    寛容がない世の中をつくるのは何だろうか。ずっと考えている。友だちがいる国のことは、嫌いにならない。友だちになることが出来る相手は、本当は沢山いるのに。私も積極的に友だちをつくれていないのではないか。安田さんの取材、写真と文章を通してまた好きな人が増えた。彼らのルーツを知ることで、沢山のひとたちの辿ってきた歴史なんかも好きになれる。もっと知ろう。

  • さくさく

    勝手にその人の属性から難民、在日、ハーフなど大枠に入れてその先の一人一人の人間性を考えないのは、大変無神経で残念なことだと気づかせてくれた作品。

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