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河鍋暁斎 奇想の天才絵師 別冊太陽

安村敏信

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582945140
ISBN 10 : 4582945147
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2008
Japan

Content Description

国芳の浮世絵や江戸狩野派の域を超えて、独自の狂画の世界を確立した、幕末・明治期の絵師、河鍋暁斎。様々な技法や奇抜な構想力を活かして、強烈な個性を発揮したその全貌を紹介する。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佳音

    ある程度存じ上げてはいたが、初「暁斎」本。『地獄太夫』はいいのう。『動物群舞図』、『花鳥図』もよかった。若冲とはまた違った趣。『龍頭観音』『観世音菩薩』『釈迦如来図』はやっぱ圧巻。すごい。

  • 出世八五郎

    天保2年(1831)〜明治22年(1889)。月岡芳年と同時代の絵師。進化版国芳と呼んだら失礼になるだろうが、手掛ける素材は似ている。それも当然で大影響を受けた国芳が最初の師匠。しかし、武士である父(※長男は江川太郎左衛門に仕えた。)の懸念により、駿河台狩野派絵師前村洞和愛徳に入門させた。歌川派と狩野派のハイブリッドだから強い。暁斎(きょうさい)も掛け軸など様々な種類の画を描いたが、主なものは肉筆浮世絵のように見える。画の題には絹本着色と記載されていることが多い。知識もなく詳しいことは分からないが・・・。

  • 瀬尾

    暁斎の作品を初めて見たのは、大学生の時。授業の資料を集めるのに美人画を漁っていたとき「美人観蛙戯図」という作品に出会った。ふっくらとした色白の女性が、相撲を取っているカエルたちを眺めている。美人画にしては、絵のタッチが妙にリアルなことも目を引いたけど、カエルたちが騒ぐ非現実がさも当たり前に見えてしまうような世界観が妙に心地よくて好きだった。久々に行った美術館で、少し暁斎の名前が出てきた。またあの世界に浸りたくて、ついつい買ってしまったこの一冊。期待を裏切らない美しさと奇妙さが堪らない。

  • 蘇芳

    タッチといいアイデアといい、大好きだ。購入予定。

  • 果てなき冒険たまこ

    意外と読んでなかった別冊太陽の河鍋暁斎(そういえば買ってなかったな)。暁斎の絵は浮世絵とも狩野派とも違う独自のものがあってみるたびに驚かされることが多い。年に何度か行く記念美術館も展示点数は少ないのだけれど毎回面白かったなぁという感慨に浸れる。どこか定型パターンに収まりきらないところが魅力だと思ってるんだけどね。なにしろ暁斎に出会わなかったら今の浮世絵好きは発症してなかったはずなんで感謝しかないですよ。どっかで大規模展覧会やってくれないかな、それなら遠征してもいいな。

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