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私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音

姫野桂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781617008
ISBN 10 : 478161700X
Format
Books
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「普通」ってなに?

ポンコツじゃなくてデコボコ。
発達障害当事者、22人のリアル。

「東洋経済オンライン」の人気連載、書籍化!

[書き下ろし体験レポート]
「自分も発達障害かも」と疑う著者が、実際に心療内科を受診し、心理検査を受けてみると……!


「発見の連続に、夢中になってページをめくった。私たちのよく知る生きづらさと、まったく知らなかった生き難さ。
著者だからこそ聞き出せた貴重な証言が本書には詰まっている」
雨宮処凛(作家)


できること、できないことの差が激しい。
それが発達障害の大きな特徴です。
ADHD、ASD、LD——何に悩み、何を望んでいるのか。
仕事、家族、人間関係、二次障害——。

・思わず暴言、賭け事や性欲を抑えられない
・雑談の強要が苦手で職場のコミュニケーションが困難
・小中時代は不登校だったが、得意分野を見つけて自立
・もっと早く自分の発達障害を知りたかった
・発達障害同士の夫婦の結婚事情
・勉強はできたが、仕事ができず3度の転職
・「普通」じゃないからこそ上にいける可能性もある
・自分の意見を言えない特性から性依存に
・後天的に発達障害に似た特性が出るように
・二次障害のうつ病で働けず生活保護を受給
・当事者会に参加し、脱・引きこもりに成功 ほか



目次
・思わず暴言、賭け事や性欲を抑えられない
・雑談の強要が苦手で職場のコミュニケーションが困難
・小中時代は不登校だったが、得意分野を見つけて自立
・もっと早く自分の発達障害を知りたかった
・発達障害同士の夫婦の結婚事情
・勉強はできたが、仕事ができず3度の転職
・「普通」じゃないからこそ上にいける可能性もある
・自分の意見を言えない特性から性依存に
・後天的に発達障害に似た特性が出るように
・二次障害のうつ病で働けず生活保護を受給
・当事者会に参加し、脱・引きこもりに成功 ほか



著者について
姫野 桂
フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やWebなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。 猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。


監修 五十嵐良雄(メディカルケア大手町 院長)
1976年に北海道大学医学部卒業後、埼玉医科大学精神医学教室に入局。1984-85 年にミラノ大学、ユトレヒト大学への留学。1988年、秩父中央病院に理事長・院長として勤務。2003年にメディカルケア虎ノ門を開設し、医療法人雄仁会理事長。2008年にはうつ病リワーク研究会を立ち上げ代表世話人となり、2018年より日本うつ病リワーク協会理事長。2018年7月よりメディカルケア大手町を開院し院長を兼ねる。専門は、気分障害等のリハビリテーションで、デイケアでのリワークプログラムを中心に活動。役職としては、日本デイケア学会の副理事長などを務める。2017年3月にヘルシー・ソサエティー賞を受賞。


【著者紹介】
姫野桂 : フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やWebなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。愛玩動物飼養管理士2級取得

五十嵐良雄 : 1976年に北海道大学医学部卒業後、埼玉医大精神医学教室に入局。1984‐85年にミラノ大学、ユトレヒト大学へ留学。2003年にメディカルケア虎ノ門を開設し、医療法人雄仁会理事長に就任。2008年にはうつ病リワーク研究会を立ち上げ、2018年より日本うつ病リワーク協会理事長。専門は気分障害等のリハビリテーションで、デイケアでのリワークプログラムを中心に活動。日本デイケア学会副理事長。2017年にヘルシー・ソサエティー賞を受賞。2018年7月よりメディカルケア大手町を開院し院長を兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた

    自分も双極性障害だから他の人にその辛さは伝わりづらい。ふつうの顔をしていても心の中では常に七転八倒をしている。もがき続けた果てにたどり着いた境地は言葉では自分の苦しみを伝わらないということ。「分かってくれ」と言って他人を変えることはできないので、自ら居心地の良い場所を探す。その結果、双極性障害の症状も軽くなったと思う。試行錯誤を経た上で「周りの基準」ではなく、「自分の基準」を確立して生きる人は病気にならなかった人よりも精神的にタフであるように感じる。

  • 踊る猫

    思った以上に仕上がりはライトなものとなっており、「発達障害? なにそれ(怖い)?」という方にも楽しめる一冊だ。逆に言えば「今」はこの本を受容出来るほど「発達障害」をカジュアルに捉えられるようになった時代なのだと考えることも出来る。私自身生きづらさを抱えて散々苦労した思い出があるので、本書を関係者に薦めて回りたいと思った。著者の丁寧な仕事ぶり、誠実さが光る。扇情的になるのではなく、平たく寄り添おうとするスタンスが良心的で温かい。ただ、もっとエグい現実を描いても良いのではとも思ったが、それでは泥臭くなり過ぎか

  • aloha0307

    「ちょっと変わった人」〜独特なこだわりを持っていたりコミュニケーションに問題があったりする それを発達障害というなら頷けないな。本書ではその反対概念を 定型発達 と定義していますが思うに、こころは白/黒 1かゼロのように線でぴしゃっと障害かそうでないかと区切るものでは決してない。自身の辛い経験を省みるとその狭間で無常に絶えず移ろうものではないでしょうか。”定型発達”の会社という組織でもおかしなこと、信じられぬことばかりですよ。それよりも、プロフィールでの姫野さんの笑顔☺ とっても素敵です☺

  • kei

    発達障害があるフリーライターの著者が発達障害当事者に取材した本。当事者の悩みとしてはマルチタスクが苦手、コミュニケーションが取れず仕事が続かない、二次障害(うつ病、睡眠障害、自律神経失調症、買い物依存症、性依存症)など。定型発達の人には生まれつき身に付いているものが身に付いておらず、さらに身に付けにくい。それで社会からはじき出されてしまう。

  • Hammer.w

    発達障害の勉強には良いかもしれない。自身の障害を受け入れるには勇気がいる。

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