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図説 ヴィクトリア朝の子どもたち(仮題)ふくろうの本 / 世界の文化

奥田実紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309762890
ISBN 10 : 4309762891
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

階級意識が強いヴィクトリア朝で、子どもの世界は光と影がはっきりとしていた。子どもたちは大人のもとで、どのように生きていったのか、生きていかざるをえなかったのか?誕生から「大人」になるまでの、子どもたちの物語。

目次 : 序章 “子ども”とは?(ヴィクトリア朝とは?/ 子ども観が変わる/ 家庭のあり方が変わる)/ 第1章 誕生(赤ちゃん、生まれる/ 子だくさんは当たり前/ 子どもの死/ 生まれたあとの儀式/ 赤ちゃんに着せる産着/ おむつ)/ 第2章 赤ちゃん時代(0歳〜2歳)(ヴィクトリア朝の子育て/ 赤ちゃんの健康のために/ 孤児と救貧院)/ 第3章 幼児時代(2〜5歳)(子ども部屋/ 子どもたちの一日/ 子どもたちの服/ 子どもの本の誕生)/ 第4章 学童時代(6歳〜13歳)(子どもたちの教育/ 働く子どもたち/ 子どもたちの食事/ 子どもたちの楽しみ)

【著者紹介】
奥田実紀 : 編集者、コピーライターを経てフリーライターへ。赤毛のアン、タータン、児童文学、国産紅茶等、さまざまなテーマで精力的に取材を行い、書籍を多数出版。雑誌や新聞への寄稿、ラジオ出演、カルチャーセンター等での講演会も行う

ちばかおり : 児童書を中心に編集、デザインに携わる傍ら、『ハイジ』『若草物語』などの海外児童文学、およびテレビアニメシリーズ『世界名作劇場』を研究、聞き取り、実地調査を重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はるき

     子供の頃夢中になって読んだ童話の世界。現実は極厳しいですが、深堀するとそれはそれで面白いです。

  • たぬ

    ☆4.5 ヴィクトリア朝の子供のことが詳細に解説されている。家庭、教育、食事、労働、娯楽などなど。1832年のマンチェスターにおける5歳未満の子供の死亡率は労働者階級だと5割超、上流階級でも2割。生野菜は体に悪いとされていたなど驚きの記述も多い。現代の感覚だと(大人も大概だけど)この頃の子供って扱われ方が適当すぎるというか人権なし感がすごい。児童書からの引用はネズビット率が高め。たくさん載っている絵画の作者(と作品名)も都度乗せてほしかった。

  • hitotak

    19世紀末、ヴィクトリア女王の時代のイギリスに生まれ育った子どもたちの暮らしについて書かれている。厳然とした階級社会であり、所属するクラスによってその日常生活は大きく異なっている。児童文学等で書かれているのは大抵中流クラスの子どもだが、食べるものにも事欠く、貧しい労働者階級の子どもの暮らしの過酷さには驚く。反面上流階級の親たちは日々の社交に追われ、子どもたちの養育は雇人まかせでろくに我が子と交流する機会もなかった。子どもの成長には家庭の愛情が必要という考え方もこの時代に生まれたという。

  • takakomama

    ヴィクトリア朝は1837年〜1901年の64年間。産業革命や鉄道の発達、万博など世の中が大きく変化した時代。子どもの誕生から学童時代(13歳)までの生活や児童文学などがわかりやすかったです。孤児や労働者階級の子どもたちの状況は過酷です。

  • 立ち待ち月

    この手の装丁のムック本の中では、記事もコラムもかなり読みやすくて楽しめました。 単体で読んでも充実していますが、ヴィクトリア朝の頃を描いた児童文学のガイドとしても使えそう。 読みたい本がたくさんできました。

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