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ISBN 10 : 4335355394
Content Description
「危機」は、これまで伏在していた憲法理論上の諸問題を顕在化させた。憲法学界を代表する執筆陣がこれら難題に正面から挑み、“ポスト3.11”のアクチュアルな憲法原理論の構築に寄与しようとする、果敢な試み。
目次 : 「危機」への知の対応―16世紀と20世紀:2つの例/ 統治のヒストーリク/ 決定‐アーカイヴズ‐責任―“3.11”と日本のアーカイヴァル・ポリティクス/ 執政・行政・国民―フランス原子力安全規制を素材として/ 危機・憲法・政治の“Zone of Twilight”―鉄鋼所接収事件判決におけるジャクソン補足意見の解剖/ 国家緊急権論と立憲主義/ 世代間の均衡と全国民の代表/ 危機と国民主権―基盤のゆらぎと選挙/ 原子力災害と知る権利―危機における情報公開と危機対応の検証の観点から/ 表現の不自由と日本“社会”/ 公教育における平等と平等における公教育の意味―「フクシマ」のスティグマ化に抗して/ 生存・「避難」・憲法/ 既得権と構造改革―「危機」は財産権の制限を正当化するか/ 憲法9条・考
【著者紹介】
奥平康弘 : 1929年生まれ。東京大学名誉教授
樋口陽一 : 1934年生まれ。東北大学・東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2015/08/20
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