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フェラ-リと鉄瓶 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」

奥山清行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569656434
ISBN 10 : 4569656439
Format
Books
Release Date
April/2007
Japan

Content Description

自動車、インテリア、都市計画…。あらゆるジャンルで活躍する日本人デザイナーが語る、「最高の価値」の生み出し方とは。フェラーリやイタリアの視点から、日本のデザインとものづくりに提言する。

【著者紹介】
奥山清行 : 工業デザイナー。1959年、山形市生まれ。県立山形東高校卒業後、武蔵野美術大学に進む。卒業後、米国のArt Center College of Designに学び、GM(米)、ポルシェ(独)にてチーフデザイナー、Art Center College of Designにて工業デザイン学部長を歴任。フェラーリなどの自動車デザインを担当するピニンファリーナ(伊)にてデザインディレクターの要職を経て、独立に至る。カーデザイナーとしてフェラーリやマセラティなどの自動車、ドゥカティなどのモーターサイクルをデザイン。同時に各種工業デザインの分野で、電車、航空機などの公共交通機関、家具、プロダクト、インテリアデザインはもとより、空間デザインや都市計画まで幅広く手掛ける。KEN OKUYAMA DESIGN代表。Art Center College of Design客員教授、中央美術学院(中国)教授、多摩美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、グッドデザイン賞選考副委員長、山形カロッツェリア研究会代表。『フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」』は初めての著書である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • もんらっしぇ

    積読解消。クルマ趣味から足を洗ったとは言いつつも備忘録的に…著者は、フェラーリの多くのデザインを請け負っていたカロッツェリア(イタリアにおけるデザイン工房)であるピニンファリーナ社で、デザインの総責任者を務めていた人物。そして日本に帰国後も多くのデザイン監修の仕事を任され特にJR東日本の新幹線や四季島などなど、日常でデザインに感心のない方でも知らず知らず親しんでいるかも。職人仕事は肯定しつつも、彼自身は一デザイナーというよりはデザインを核にした総合プロデューサー的なキャラなんでしょう。

  • 文章で飯を食う

    デザインとは、絵を描く事だけでは無く、トータルの製品や開発や流通の過程までコーディネートすること。確かにカッコよくても、乗れない車では何の役にも立たない。フェラーリの話では、大量生産以外のビジネスモデルが面白かった。日本が引き算の文化を失ったために、マニュアルが無いと使えない製品が増えて、良さが失われた。みんながダメ出しを続けるので、誰からも文句を言われない製品になって、誰にも愛され無い物になっているのだな。

  • メタボン

    ☆☆☆★ ものづくりやデザインについてというより、日本とイタリアの習慣の違いについて書かれた本。フェラーリは「モノ」として憧れるが、日本のせせこましい道路では能力は発揮できないし、この値段では私は絶対に買えない。全体的に面白かったので、フェラーリのデザインの考え方を日本でどう活かしていくかという視点でもっと書いてほしかった。

  • kubottar

    イタリアという国がいろいろな意味で意外すぎてびっくりしました。日本ではフェラーリは作れないのがよくわかる対比でした。とはいえ国の成り立ちも歴史も違うわけだからフェラーリを創る必要もなく、日本は日本で独自の色をだしていけばいい。然るに、全ての流通なり情報が、東京を経由して世界に発信される今の現状は確かによくないと思う。田舎をもっと元気にしていきたいのは同感です。

  • まーRY

    フェラーリが少人数の企業でハンドメイドっていうのは意外とわかってるようで分かってなかった。改めて需要より一台少なく作る&手紙で再生産というブランドを活用した戦略は秀逸と思った。そして、人よりモノも納得。上司だから指示するのではなく、優れた人間が上司になり、指示をするという概念は目から鱗。日本人は自分がないというのもその通り。イタリア人がよく喋って自分の考えを整理するって文化あるんだと、それも面白かった。タイトルと違い、イタリアと日本の文化の違いを考えさせられた。

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