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個別最適な学びの足場を組む。

奈須正裕

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865605532
ISBN 10 : 4865605533
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰一人の育ちも取り残さない教育は「同調圧力」が強い日本の学校で実現可能か?突如現れた(ように見える)「個別最適な学び」で、教室の景色はどう変わるのか?曖昧で複雑な未来を照らす光は、いつだって過去の記憶(歴史、実践)だ。それらに学び目の前の子どもたちと一歩を踏み出せば、必ずや道は開ける!

目次 : 第1章 「令和の日本型学校教育」と個別最適な学び/ 第2章 近代学校の特質と個別最適な学びの源流/ 第3章 学習研究の進展と個別最適な学び/ 第4章 指導の個別化と学習の個性化/ 第5章 学び方の得意と自己決定的学習/ 第6章 環境による教育と学習環境整備/ 第7章 未来に向けて

【著者紹介】
奈須正裕 : 上智大学総合人間科学部教育学科教授。1961年、徳島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程教育心理学専攻を単位取得退学、博士(教育学)。神奈川大学、国立教育研究所、立教大学などを経て2005年から現職。中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おサゲっち

    「個別最適な学び」誰が創り出したか知らないが、歯切れのよいキャッチフレーズだ。それが金科玉条となって教育界に負荷を掛けている。学習効果を上げるために先生方が苦労して指導の個別化に取り組む。生徒児童は学習の個性化を図ろうとする、、、それだけの教育予算と教員増員によるバックアップがあれば出来るのだろうが、、、取り組むべき順序が違う気がする。高校教育の無償化しかり、、、

  • あーちょ

    とても分かりやすい!一斉に授業をしても聞いちゃいないのだし、だったら確かに自分の力で学ばせる方がよっぽど力はつく。もう一度よく読み直し、自分に落とし込みたい。

  • autumn_snow

    「教室において現実に生じている学習成立の状況やそこに認められる個人間の差異は、子供が必要としていた学習時間に対し、実際に費やされた学習時間が十分であったかどうかに全面的に依存している」という事実にはっとさせられた。だからこそ個別最適な学びの充実が必要であるということには納得した。取り上げられている学校の実践は確かに素晴らしいものであるが、そうした子供たちを育てるために、それこそどのようなスモールステップで歩み始めるとよいのかが難しい。

  • かるー

    現代の教育システムに至るまでの経緯、そこから個別最適な学びがそんなに変わったものじゃないとということがよくわかる。 教師が手取り足取り教えるんじゃなくて、子どもを有能な学び手と信じて、それぞれの子たちに適した学びの環境を作っていく大切さを感じた。

  • JO

    すべての子供は有能な学び手とあるように、均一、画一的な教育だけではなく、すべての子どもに個別最適していくことの重要性がわかった。

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