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青池保子「エロイカより愛をこめて」の世界 別冊太陽 太陽の地図帖

太陽の地図帖編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582946338
ISBN 10 : 458294633X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

「太陽の地図帖」名作漫画シリーズ最新刊! 青池保子の不朽の名作『エロイカより愛をこめて』で描かれる国際情勢や美術を徹底解説。貴重カラー図版多数。特別対談:よしながふみ×青池保子。

[目次]

文=大庭三枝/池上英洋/杉山亮一/浅野和生/岡部いさく/児島宏子/鶴岡真弓/友井太郎/宮崎かすみ(敬称略)

●特別巻頭口絵
『エロイカより愛をこめて』イラストギャラリー 青池保子の作画コメントつき
●対談
よしながふみ×青池保子「少女漫画の枠を超えて」
●インタビュー
キャラクターとともに生きる 『エロイカより愛をこめて』と60年の漫画人生

●巻頭言
伯爵と少佐が躍動した“新冷戦”という時代

●登場人物で旅する『エロイカより愛をこめて』
【1】ドリアン・レッド・グローリア伯爵
【2】クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐
【3】チャールズ・ロレンス
【4】仔熊のミーシャ
【5】サーリム・アル・サバーハ

●評論
・スパイは何のために働くのか?
・「インテリジェンス」を得るということ
・ナチス・ドイツの美術品略奪と、失われる名画
・怪盗エロイカも顔負け!? 映画のような名画盗難事件
・東郷かおる子が語る 『エロイカより愛をこめて』はロックだ!「レッド・ツェッペリン」とロックという熱狂
・滅亡したビザンチン帝国の輝きを求めて。「ビザンチン美術」が今に伝えるもの
・少佐の少佐たる所以を「ドイツ軍が登場する」映画にみる 正確に描かれた兵器やメカが、少佐と伯爵を輝かせる
・映画『007』シリーズへのオマージュを楽しむ
・「ケルト渦巻」の探求──死から再生するスパイラル

●コラム
伯爵が口ずさむ「千のキス」が予告するもの/三島由紀夫をも惹きつけた、聖セバスティアヌス/「NATO(北大西洋条約機構)」とは何か?/スイス・ルツェルンで中世の幻影を見る/豪華な手稿本とレオナルド・ダ・ヴィンチ/モスクワ・オリンピックのマスコット「ミーシャ」/スパイ並みの諜報戦が繰り広げられる、オークション

●特別寄稿
俳優・村田充が語る ステージ『エロイカより愛をこめて』秘話
軍事評論家・岡部いさくが見た『エロイカ』の創作現場

●名作地図
「来た 見た 勝った!!」の舞台ローマと二人のルクレチア
「皇帝円舞曲」の舞台オーストリア。会議は踊り、少佐も踊る

●『エロイカより愛をこめて』登場人物図鑑/登場人物相関図
●青池保子 全作品初出誌&初収録単行本データ

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Comprehensive Evaluation

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 帽子を編みます

    満足満足♡登場人物図鑑、ニヤニヤ笑いで顔面崩壊しそうでした。エロイカファンの熱い思いが凝縮した一冊、どこを開いても読みどころで時間が溶けてしまいます。私、ロバート・プラントはよく知らないのですが、ロバート・プラント若い頃の検索画像、モロに伯爵ですね。よしながふみ先生との対談も面白かったですが、『猫奥』の滝山、ああ少佐風味だったのか…、モヤモヤが解消しました。ビザンチン芸術、ケルト紋様、私の趣味嗜好はここから来ているのかしら。多大な影響を受けていることは間違いないようです。

  • たまきら

    中学生の頃、ワクワクしながら読んでいた漫画が、いまも続いているー60周年、という偉業をまとめた、愛の固まりのような一冊です。寄稿されている方たちの多くは前から存じ上げているファンだったり学者さんだったりしたんですが、いいんです、愛があるから。よしながふみさんとの対談は笑いました。作品だと超硬派なマルティン・ロペスが、実はお妾さんがたくさんいた…という話は読んでいましたが、調べたのがロペスファンの学者さんだった…というエピソードには大笑い。大好きなミーシャも後半で大きく取り上げられていて大満足でした!

  • marumo

    大好きな24年組レジェンドのおひとり青池保子先生。エロイカ、本当におもしろいのよね。よしながふみさんとの対談が読み応えあり。青池先生ご本人が、1巻の3人組を切り捨て発言してて「やっぱりねえ」と思ったんでした。こんな風に主役を奪われることってあるのね、と当時はビックリしたけど、少佐とじゃ勝負にならんもんね。「グラスターゲット」辺りから絵が抜群にかっよくなってて、少佐の重量感というかドスドス感が最高。青池先生、現在77歳だとか。写真が若々しくて60代にしか見えない‼️どうか末長く作品を発表してください。

  • 花林糖

    とんぼの本(芸術新潮)とは内容が全く違うので、二冊其々楽しめて嬉しい。巻頭口絵の主要登場人物には作者からのコメント有り。登場人物で旅する『エロイカより愛をこめて』ではオイル・ダラー、ハイパーリッチなサーリム・アル・サバーハも紹介。111頁だけれど、かなり濃度があり大満足。残念なのはカバー付きではなかったこと。

  • 京橋ハナコ

    「エロイカより愛をこめて」は若い頃何度も読み返した。あの頃とは世界情勢がだいぶん変わってしまったが、今ならどんな物語になるのだろう。

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