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ISBN 10 : 4756616453
Content Description
官能と美術と文学の饗宴から自然への畏怖と喜悦/崇高美へ。フォンテーヌブロー宮の官能と美術と文学の饗宴に、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの描く『いかさま師』に、シャルル・ル・ブランの描く国王ルイ一四世の表象に、ジャン=アントワーヌ・ヴァトーの描く『シテール島の巡礼』に、アデライード・ラビーユ=ギアールの描く『自画像』に、クロード=ジョゼフ・ヴェルネの描く“嵐”の崇高美に、これらの創造の軌跡とさまざまな美的表象を探り、フランス近世美術の華麗なる真髄を明らかにする!
目次 : 第1章 フランソワ一世の“「浴室の間」ギャラリー”―官能と美術と文学の饗宴/ 第2章 ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『いかさま師』―逆転の構造/ 第3章 若き国王ルイ一四世の表象―シャルル・ル・ブラン『アレクサンドロス大王の前のダレイオスの家族』/ 第4章 ヴァトー『シテール島の巡礼』―愛の国への旅立ち/ 第5章 アデライード・ラビーユ=ギアール『二人の生徒といる自画像』/ 第6章 クロード=ジョゼフ・ヴェルネの嵐―反パストラルとしての「崇高」
【著者紹介】
大野芳材 : 美術史家/フランス美術史
石井朗 : 表象芸術論
田中久美子編 : 文星芸術大学美術学部教授/フランス美術史
平泉千枝 : 渋谷区立松涛美術館学芸員/フランス美術史
望月典子 : 慶應義塾大学文学部講師/フランス美術史
吉田朋子 : 京都ノートルダム女子大学人間文化学部准教授/フランス美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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