Books

小さい交通が都市を変える マルチ・モビリティ・シティをめざして

大野秀敏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757143432
ISBN 10 : 4757143435
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 “小さい流れ”の最前線(小さい乗り物への挑戦/ 小さい流れへの挑戦)/ 第2章 流れの技術が都市の形態を決める(都市の規模は流れの技術で決まる/ 日本中が熱狂した“大きい交通”/ 熱狂の後)/ 第3章 新しい価値観の芽生え(小さい変化/ 移動の権利/ 身体観/ 移動の悦楽/ 観光/ 街に生きる/ 小さい経済)/ 第4章 サイクリング・シティ―アムステルダムとコペンハーゲンから学ぶこと(機能分化した自転車道路(コペンハーゲン)/ 国土を越えて広がる自転車道路のネットワーク(アムステルダム)/ 乗り物に自転車を積載する/ 親和的な自転車と建築/ サイクリング・シティの先へ)/ 第5章 マルチ・モビリティ・シティ(MMC)宣言

【著者紹介】
大野秀敏 : 建築家・都市計画家、博士(工学)。東京大学名誉教授。1949年生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、槇総合計画事務所勤務、東京大学で建築設計の教育と都市構想の研究に従事。2015年に東大を定年退職。現在は設計活動と著述活動に専念

佐藤和貴子 : 1989年東京都生まれ。2012年法政大学デザイン工学部卒業。同年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程入学、2012年ルーベン・カトリック大学セントルーカス・ゲント校での留学を経て、2015年修士課程修了。現在、英国で実務に就く

齊藤せつな : 1989年静岡県生まれ。2013年東京大学工学部建築学科卒業。2015年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。現在、株式会社アプルデザインワークショップ勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • お抹茶

    小型の乗り物を紹介し,歩行,公共交通,自動車に次ぐ<小さな交通>の必要性を考える。皆が乗りたいと思うデザインのハンドバイクは,障害者に限らず,自転車と同じ感覚で使える。人が移動することに向き合い,使い勝手とデザインの良さが肝心。勝浦市の移動市役所ワンボックスカーは,サービスをする側が移動して市民生活の質を保つ発想。カーシェアリングは自動車のプレマーケティングとしても使える交通インフラ。

  • takao

    本当に住まいと交通が都市のインフラだ。

  • KakeruA

    本書で大きな交通と記述される公共交通や自動車などによらない「小さな交通」に焦点を当て、徒歩以上大きな交通未満の移動を支えるツールを紹介している。こうした「小さな交通」を支える都市をマルチ・モビリティ・シティと称し、アムステルダムやコペンハーゲンを参照しながら、移動の民主化された未来の都市について宣言をしている。開発中の乗り物(パーソナルビークル)や既存の移動サービスに多くのページが割かれており、それらを駆使して都市を生き抜く人の強さは感じられなかったのが残念。大野氏のファビーシティ論に期待したい。

  • じぇふ

    既存モビリティの種類紹介が前半、後半はまちづくりの方向性や低速モビリティ活用の意義の提起。 前半はあくまでも事実の紹介ではあったけども、今取り組んでいることへの参考として役に立った。後半はデータや参照文献含めて整理されていてかなり参考になった。 データだけでなく、人としての定性的部分も含めて共感する部分が多くて読みやすかった。

  • ホンドテン

    図書館で、購入思案中。自動車と歩行者の間の生活を支援する乗り物(モビリティ)を事例込みで紹介し、都市計画の面からも有用性について論じた準研究書あるいは啓蒙書。日本の漫然と広がった都市及び郊外は自動車を利用するには手狭過ぎ、徒歩で移動するには広すぎるという指摘は、自転車ユーザーとして強く同意するところである。自転車はそれほど登場しないが松浦(2012)を読んだ時のような開かれた気分になった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items