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庶民のみた日清・日露戦争 帝国への歩み

大浜徹也

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887083165
ISBN 10 : 4887083165
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2003
Japan

Content Description

新組・新装でいま改めて世に問う日清・日露戦争と庶民。その追体験によって傷ついていく庶民が見え、近代化する日本の光と陰が見える。

目次 : 第1章 日清戦争(「小国」の焦慮/ 「義戦」の構造/ 軍国の狂躁)/ 第2章 「臥薪嘗胆」(栄華と悲惨/ 尚武と煩悶/ 北清の屍)/ 第3章 日露戦争(諜者の群/ 開戦の渦/ 兵士の相貌)/ 第4章 「愛国」の重荷(ああ増税/ 戦時下の村/ 深まる亀裂)/ 第5章 明治の秋(勝利の悲哀/ 病める「一等国」/ 荒廃の淵で)

【著者紹介】
大浜徹也 : 1937年12月8日周防大島に生まれる。1961年3月東京教育大学文学部日本史学科卒業。文学博士。女子学院、中京大学法学部、筑波大学(歴史・人類学系)を経て、現在、北海学園大学教授、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nnpusnsn1945

    日清戦争、日露戦争下の民衆史で、原題は『明治の墓標』として刊行されている。軍事史としてのみ読み解いても有効であり、日清戦争、日露戦争の戦場の実相(奉天会戦は衛生状態が芳しくなかった)や出征兵士の戦後なども見ものである。石光真清は『ゴールデンカムイ』の鶴見篤四郎中尉のモデルらしいが、情報将校は他にもロシアに潜伏しており、花田仲之助大尉は僧侶として娼婦(諜報活動にも寄与したが、本国から顧みられることはほぼなかった)を帰国させる活動も表向きの顔としてやっていたらしい。

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