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現代詩の鑑賞101 Literature Handbook 新装版

大岡信

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784403250316
ISBN 10 : 4403250319
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1998
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    良いもの、分からないもの、ぐっとくるもの、むしろいらいらしてくるもの、覚えているもの、なぜこれを読まされるのかと思うもの。いろんな形で情動が刺激される読書体験だったけど、自分が好きな詩人は、茨木のり子や谷川俊太郎、新川和江、吉野弘といった有名詩人が多かったので、やっぱり私の感性はそういうものだなあとも思いました。

  • misui

    詩が読みたくなったので現代詩文庫でもと思い、そのカタログ的に本書を手に取った。戦後から荒川洋治あたりまでの有名な作品が、たとえば田村隆一なら「腐刻画」、大岡信なら「地名論」というように、まず間違いはないところが選ばれている。解説も1篇ずつ丁寧になされていて読み応えは十分すぎるほど。現代詩を読みたい人にはうってつけの良質なアンソロジーです。

  • mstr_kk

    再読。脚注として編者の解釈/批評が載っていて、たいへん助かりました。「全然わからない、どうしよう……」から「これくらいしかわからなくてもいいんだ!」へと自信を回復させてくれるという意味でも、です。次は実作と試論を並行して読んでいきたいです。好きな作品はいくつもありますが、北村太郎がすごく心地よかったのと、何といっても堀川正美!「新鮮で苦しみおおい日々」は、好きな詩ベスト10には入ると思います。最初は難しかったものの、生きるということを真正面からとらえている、と解釈したら、よくわかりました。

  • ずー

    わからない詩や自分には入ってこない詩も所々あったけれど面白かった。個人的には、言葉を画材のようにしてイメージを描写する系のものよりも、内的衝動がうまく行間にあらわれている系のものの方が面白い。現代詩は形式も傾向もその都度ばらばらなのである程度のとっつきにくさがあるように感じていたが、考えてみると現代美術のようなものだし、わからなさも含めて面白いと思う。

  • kumabook

    代表的といえる101の現代詩を取り上げ、一つひとつに解説を付していく。解説といっても難しいものではなく、むしろその作品を鑑賞するうえで有効な知識や要点の提示であり、ひとつの楽しみ方の提示といえる。現代詩の入門書として非常に良い。

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