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ISBN 10 : 4480072195
Content Description
一九五九年、皇太子明仁のご成婚パレードの日、一人の少年が皇太子とその妻に石を投げた。三島由紀夫はその行為に「天皇と国民が個人として対話をする」というテロルを見て戦慄し、石原慎太郎はそれを隠蔽しようとした。そして即位した明仁天皇が行ってきたのは、かつて庵野秀明が描いた人類補完計画が成ったかの如き、統合の実践としての感情労働だった。『少女たちの「かわいい」天皇』から一時代を経て書かれた、「終わり」の平成天皇論
目次 : 序章 私たちは明仁天皇の「ことば」をいかにして見失ったか/ 第1章 他者としての天皇―投石少年論/ 第2章 セカイ系としての「純粋天皇」―大江健三郎を平成の終わりに読む/ 第3章 押入れの中の「美智子さんの写真」と「女子」教養小説という問題/ 第4章 シン・ゴジラの帰還と素晴らしき天皇なき世界/ 第5章 平成三〇年小説論―「工学化した世界」の片隅で/ 短い終章 天皇のいない国をつくる
【著者紹介】
大塚英志 : 1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授を務め、現在、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ころこ
読了日:2020/02/16
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読了日:2019/04/15
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読了日:2020/01/19
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読了日:2019/07/20
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