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作画汗まみれ 増補改訂版

大塚康生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198613617
ISBN 10 : 4198613613
Format
Books
Release Date
May/2001
Japan

Content Description

高畑勲・宮崎駿と共に過ごした青春時代。両監督と一緒に、数々の傑作アニメーションを作ってきたアニメーターの貴重な証言と記録。

【著者紹介】
大塚康生 : 1931年、島根県生まれ。1957年、東映動画に入社し日本初の本格カラー長編アニメーション「白蛇伝」(’58)、「わんぱく王子の大蛇退治」(’63)などに動画として参加、「大陽の王子ホルスの大冒険」(’68)で初めて作画監督を担当する。その後、東京ムービーを拠点に日本アニメーションなどでもアニメーターとして仕事をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • テキィ

    大塚さんの講演をCEDECでお聞きし、数年ぶりに再読。味わいが思ったより異なり、また深かった。1つの道を歩き続けた職業人の言葉は軽妙だが浸透力があります。痛烈な手塚批判も、知的かつソフトな表現に、とても爽やかに聞こえる不思議。ホルスや旧ルパンがまた観たくなりました。

  • 本の蟲

    日本アニメーション草創期から第一線で活躍したアニメーター。高畑勲・宮崎駿の師匠的存在であり、彼らの作品を作画面で支えてきた大塚康生の回顧録。東映動画入社と日本初長編アニメ映画への参加。手探りの制作体制と今も見る作画監督制の確立。高畑・宮崎との出会い。虫プロ「鉄腕アトム」の功罪(ろくに動かないが、行間を読み、想像で補完する日本人には大ヒット。アニメーションは「動き」のはずだった。しかし「止め絵」や「画面効果」を多用するTVアニメーション時代へ)。日米ビッグネームが参集するも、夢で終わった「リトル・ニモ」(続

  • 富士さん

    アニメ史を語るなら必ず読むべき必読文献。今回メモを取りながら読み直してみると、知りたいと思っていた貴重な情報がすでにここに書かれていたことがあって愕然。何の予備知識がなくても楽しめるアニメーター半生記ですが、アニメ史の概要を知ってから読むとなお楽しめる古典と呼べるような名著です。読ませる文であり同時に知らせる文を書ける人はそういないでしょう。これは著者の才能なのだと思います。文は人なりとは言いますが、森康二さんにしろ、宮崎駿さんにしろ、そして手塚治虫さんにしろ、この時代のアニメ関係者の個性には脱帽です。

  • kemonoda

    伝説の名アニメーター大塚康夫さんの自伝的著作。語り口がとても素敵なよい本です。大塚さんの半生はそのまま日本のアニメ史と重なるので、とても貴重な史料的価値もある名著です。初版は1982年と古いんですが、つい先日文春ジブリ文庫からも最新改訂版が出ました。度々復活するというのはやっぱり贔屓目でなくてよい本なんですよね。僕が今持っているのは2001年の徳間版。僕は大塚さんの絵と人柄にとてもあこがれるところがあって、繰り返し繰り返しこの本は読みますね。

  • とんび

    アニメージュに載っていた頃は、技法とかに興味があって、斜め読みしていたんですが、改めて読むとこれはもう日本アニメーションのバイブルと言っていい内容と言えるんではないでしょうか。ふつふつと熱い魂を感じます。

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