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千夜一夜物語 5 バ-トン版

大場正史訳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480038456
ISBN 10 : 4480038450
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日ごろおおいかくしている肌をすっかりあらわにして全裸で水浴中の美しいズバイダー妃の姿をのぞこうと、教主は御殿を出て庭に下りたった。妃は気配を感じ、玉門を両手でおさえた…真夏の池畔の蠱惑的なエピソード「ハルン・アル・ラシッド教主と水浴中の妃」、空飛ぶ木馬にまたがって、大空を自由に駆ける王子の恋と冒険を描く「黒檀の馬」、リリシズムの香り高い熱烈な純愛物語「ウンス・アル・ウユドと大臣の娘ばらの蕾」などを収録。

目次 : ペルシャ人アリ/ ハルン・アル・ラシッドと奴隷娘と導師アブ・ユスフの話/ 泥棒のふりをした恋人の話/ バルマク家のジャアファルと豆売り/ 怠け者のアブ・モハメッド/ バルマク家のヤーヤ・ビン・ハリドがマンスルを寛大にあつかった話/ にせ手紙を書いた男にハリドの子ヤーヤが情けをかけた話/ アル・マアムン教主と異国の学者/ アリ・シャルとズムルッド/ ジュバイル・ビン・ウマイルとブズル姫の恋〔ほか〕

【著者紹介】
リチャード・F・バートン : 1821‐1890。イギリス生まれ。ヨーロッパ各地を放浪して育つ。大学中退後、軍に志願してインドに渡り、近東の諸言語・習俗を調べた後メッカ巡礼を果たす。ナイル川水源への探検、中央アフリカでの探検をはじめ、西アフリカ、ブラジル、シリアにまで足をのばした。奔放不羈、政府や上流階級と相容れず、晩年は辺境の領事として転々とし、生涯を終えた

大場正史訳 : 1914‐1969年。佐賀県生まれ。本邦初の『バートン版 千夜一夜物語』の完訳を遂げたほか、外国文学、性風俗をめぐる、多数の著書・訳書を遺した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    短めの作品が多いのでテンポよく読むことができます。ただ、性に関する物語が殆どなので、苦手かもしれません。

  • 加納恭史

    時節柄ウクライナとロシアの歴史を検討しているが、なかなか歴史の意味は難しいものです。ソ連邦の歴史はかなり難しいな。まあ、それはそうと今回は千一夜物語の第五巻です。何か小さい小話が多いようで、最初はあんまりピンと来ません。「ハルン・アル・ラシッド教主と水浴中のズバイダー妃」が有名なよう。全裸で水浴中の美しい妃をのぞこうとする教主とは男心をくすぐります。評判が高いのは「黒檀の馬」でしょうか!大空を自由に駆ける王子の恋と冒険のスリルもなかなか現代的です。また「ウンス・アル・ウュドと大臣の娘ばらの蕾」も美しい。

  • きゃれら

    この巻に入り、似たような話が連続したり、で、それで?というオチのない話が多くて、つまらないと怒ったシャフリヤール王がシャーラザッドの首をいつ落とすかと心配になる。少なくとも自分ならお話を聞くのはやめちゃうなあ。しばらくお休みしてまた読みたくなったらということで。

  • ゆき

    大部分がショート・ショートの一冊です。そして構成が似ている話がとても多いです。好みは『アル・ヤマンの男と6人の奴隷娘』でしょうか。白い人、浅黒い人、太った人、痩せた人、黄色い人、煤のように黒い人、の6人の奴隷娘がそれぞれ対照的な相手に対して歌で罵りあいをする話です。でも『いずれも月のように美しい乙女』なーり。ここら辺の差別意識というか、イスラムって??と自分の知識の乏しさと底の浅さを感じてしまいます。登場人物が多くの話でやたら酒を飲みまっくったりしてるとことかね・・・。ピントがずれた感じです。

  • ぷるぷる

    一つ一つの話が短くなってダラダラとした印象が変わってきた5冊目。何度なく出てくる離れ離れになった恋人同士が紆余曲折の上に思いを遂げる純愛系のお話はマンネリ化していて食傷気味。代わりにその他のぶっ飛んだ小話が面白い。元々あった下ネタも同性愛やら獣姦やらが出てきて自由奔放である。お互いの肌の色や体型に対して悪口言い合う「6人の奴隷娘」と落語のようなオチの見事な「薄ばかといかさま師」が気に入りました。かの「走れメロス」を彷彿とさせる「ウマル・アル=アッターブと若い牧人との話」に感心したところで次巻に続く。

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